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出版社内容情報
川原 礫[カワハラ レキ]
著・文・その他
abec[アベシ]
イラスト
内容説明
“公理教会”の象徴である白亜の塔“セントラル・カセドラル”。隔離された大図書室の賢者“カーディナル”の助けを借り、ユージオは整合騎士となってしまったアリスを“本当の姿”に戻すため、キリトはこのアンダーワールドの消滅を回避するため、最高司祭“アドミニストレータ”の待つカセドラル最上階、一〇〇階を目指す。そして到達した九十九階。キリトとアリスの前に現れたのは、整合騎士の鎧に身を包み、瞳に冷たい光を浮かべたユージオだった。躊躇いなく剣を抜くユージオを、やむなく迎え撃つキリト。旅立ちの日、遠い雷鳴に感じた戦いと別離の予兆は真実となってしまうのか。キリトの必死の呼びかけは、記憶を封じられたユージオに届くのか。アリシゼーション・人界編、完結!
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin
93
ユージオとの戦いにアドミニストレータとの決戦でアリシゼーション人界編として区切りの14巻。ユージオとの戦いは剣を向けた事に対するユージオのその後の葛藤や行動が印象的。失われていく命がありつつも、アリスを賭けるような決着でなく魂が救われるような展開は個人的に一安心だった。自分を縛る理に抗うアリスの啖呵や、見られないと思っていたキリトの積み重ねた強さの象徴が心意で現れたりと要所で熱さも感じられた。落ち着くかと思いきや菊岡ぁぁぁっ!からの急展開に持っていかれ、嫌な想像を掻き立てるラストに先が気になるお話でした。2014/04/17
Yobata
83
最高司祭アドミニストレータのいるカセドラル最上階100階を目前にシンセサイズ化してしまったユージオと戦う羽目になってしまったキリト。ユージオを正気に戻しアドミニストレータの凶行を止めることができるのか…?アリシゼーションの人界編の完結。vsユージオ,vsチュデルキン,そして最終決戦のアドミニストレータ戦の三連戦。アドミニに堕ちたユージオは意外と早くに目が覚めたねwチュデルキンは…キモいなマジでw川原作品には珍しいギャグじゃない正統派の変態を最後まで貫いてたwそしてアドミニさんの倫理観は超越しすぎでしょw→2014/04/10
Futoshi Tomaru
73
そうだよね、そうなるさ。 そこに、伝説クラスの片手剣が2本あるんだもの。2014/04/11
海月
69
思い出したようにSAOを取る生活。ようやく14巻まできまして、さすがにこのシリーズも飽きが来てしまってます。今までのSAOとどこか違ってワクワク感が少ないんですよね。ヒロインアスナもほぼ出ずにちょこちょこと出るのみ。二年間の修行の後の二日間で起きるバトルの数々…ちょっと様子がおかしくなってる気がします。でも基本SAOの終わりは気になる終わらせ方するので続き読んじゃうんですよね(笑)また思い出した頃に15巻いきます!2022/06/30
ひめありす@灯れ松明の火
67
何度お前と打ちあってきただろう。肇は粗末な木の枝で。手作りの木刀で。学院の模造刀で。何度だって全力で打ち合ってきた。ずっと、予感はしていた。激突のoverture.この刃がいつか自分の行く手を塞ぎ、己の命に牙を向く事。だけど同じ位願って来た。刃を収めた後の笑顔を。引き上げてくれる力強い腕を。ずっと友達でいられるんじゃないかって。その事で俺は仮想の鎖から解き放たれるかもしれないと。仮想は現実を越えられるのか。今もその問いは胸の中。だけど違った。越えなくちゃいけないのは昨日の自分。生き続けていく自分だけなんだ2015/02/28