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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
5
『総天然色ウルトラＱ』に合わせて企画された、藤原カムイが描くコミカライズ。藤原カムイの丁寧な、そして愛情のこもった仕事っぷりに圧倒される。『ウルトラマン』以前の、いわばヒーローが存在しない、ただ怪獣が登場するという勧善懲悪のゆるさが、『ウルトラＱ』の魅力のひとつだろう。そのゆるさは、金城哲夫をはじめとする脚本家の個性の発揮を許すこととなり、それが作品に批評性を生んでいる。2011/08/28
荒野の狼
4
ウルトラQの６作品を、2003年に漫画化したものの一部をカラーで印刷したもの。収録作品の登場怪獣は、ペギラ、M1号、バルンガ、ガラモン、ケムール人、悪魔っ子で、カラーなのはペギラ13ページ、ガラモン16ページ、ケムール人15ページのみ。付録として、ラフ設定集５ページ、６ページのウルトラQの全話の怪獣図鑑。怪獣の登場するものは、漫画化にしたインパクトが、その他の作品より大きく、ペギラの恐怖やM１号のコミカルさは、実写版でもこれほどだったかと思わせる出来。2012/07/01
かっぱ
4
中学生だった頃に夜中に再放送していたのを覚えている。この漫画を読むと、実は知っているようで知らなかった「ウルトラＱ」であった。怪獣のキャラクターが有名過ぎて、ついつい本編を観たような気になっていたようだ。怪獣が登場しない「悪魔っ子」が印象に残った。2011/09/02
ぷくらむくら
1
昔のシナリオを改めて読んで、良く作りこみされてるなーと思った。2012/01/03
いちはじめ
1
作品自体は、原典へのリスペクトに溢れた傑作漫画化。でも、「彩色版」を銘打つなら、フルカラーとまではいわないが、もう少しカラーページを増やしてところではあるかな。2011/10/11
