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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
16
近代史が好きなのかな。苦学生の話は結構好き。あとBLじゃないけど高杉晋作の話は、グッと来た。2017/05/17
熾水ルカ
2
電子書籍にて。何十年ぶりかの再読。江戸、明治時代モノから現代モノまで色々な短編集。描かれた時代と、題材になった時代と、今と、倫理観の違いが面白いなと思う。普通に男女のカップルも登場するし現在のBLとは違う(ハッピーエンドじゃないのもあるし)が、こういう毛色の作品が今もあると良いのにな2016/01/15
南註亭
1
物語はいづれも幕末から明治にかけて。ペンタッチもしっかり強弱をつけており、いまどきのコミック作家など足下にも及ばないでしょう。竹宮惠子さんの巻末解説も一読の価値があります。2012/04/30
もなか
1
最初、絵柄に驚いたんですが(BLの絵じゃなかった)、雰囲気がすごく好みでした。ほの暗い空気の中に漂う行き先の見えない想い。明確な理由はないけれど、どうしようも惹かれてしまう。人物に感情移入させる物語を描くのが本当にうまいです。上質な文学作品を読んだ心地でした。好きです。2010/08/27
南註亭
0
初読は刊行時の1993年10月。収録短編5作中3編がBLもの。BLものといっても、作者の書きたい部分は違うところにあると思えます。読んだ印象がだれかにそっくりだと思って、いろいろとひっくり返してわかりました。絵柄といい時代設定といい、一ノ関圭さんの作品とほぼ同じ。もちろん真似とかそういうことではなく、関心の志向性などが似ているということです。杉本亜美さんの単行本としては、ベスト1のものだと思います。