内容説明
ハーヴァード大のロズの研究室へ向かったケイトは、メモに遺されたヒントを次々たぐり寄せ、十九世紀に書かれた一枚の手紙を発見する。そこには、採鉱師がある原稿を見つけたと記されていた。タイトルは『カーディニオー』。それは、シェイクスピアの幻の戯曲…『ドン・キホーテ』を元に執筆されたが、二度上演されただけで原稿は残っておらず、歴史上から消えてしまった作品だった。ファースト・フォリオが何億なら、『カーディニオー』が見つかったとなれば、その価値は計り知れない…さらに手掛かりを追ううちに、驚愕の真実が浮かび上がる。シェイクスピアとは、皆に知られている人間ではなく、全く別の人物だというのだ。果たして幻の戯曲は発見されるのか?シェイクスピア作品の本当の作者の正体とは?―驚きと興奮、刺激に満ちあふれた、エンタテインメント巨編。
著者等紹介
キャレル,ジェニファー・リー[キャレル,ジェニファーリー][Carrell,Jennifer Lee]
1962年アメリカ生まれ。ハーヴァード大学で英米文学の博士号を取得、オックスフォード大学、スタンフォード大学にも学び、英文学の学位を取得した。ハーヴァード大学では、歴史・文学のプログラムで学部生を教えて3つの優秀賞を受賞、またハイペリオン・シアター・カンパニーでもシェイクスピア劇の演出を手掛けた。『シェイクスピア・シークレット』が初の長編小説で、世界26ヶ国で翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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