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シェイクスピア・シークレット〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047916180
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ハーヴァード大のロズの研究室へ向かったケイトは、メモに遺されたヒントを次々たぐり寄せ、十九世紀に書かれた一枚の手紙を発見する。そこには、採鉱師がある原稿を見つけたと記されていた。タイトルは『カーディニオー』。それは、シェイクスピアの幻の戯曲…『ドン・キホーテ』を元に執筆されたが、二度上演されただけで原稿は残っておらず、歴史上から消えてしまった作品だった。ファースト・フォリオが何億なら、『カーディニオー』が見つかったとなれば、その価値は計り知れない…さらに手掛かりを追ううちに、驚愕の真実が浮かび上がる。シェイクスピアとは、皆に知られている人間ではなく、全く別の人物だというのだ。果たして幻の戯曲は発見されるのか?シェイクスピア作品の本当の作者の正体とは?―驚きと興奮、刺激に満ちあふれた、エンタテインメント巨編。

著者等紹介

キャレル,ジェニファー・リー[キャレル,ジェニファーリー][Carrell,Jennifer Lee]
1962年アメリカ生まれ。ハーヴァード大学で英米文学の博士号を取得、オックスフォード大学、スタンフォード大学にも学び、英文学の学位を取得した。ハーヴァード大学では、歴史・文学のプログラムで学部生を教えて3つの優秀賞を受賞、またハイペリオン・シアター・カンパニーでもシェイクスピア劇の演出を手掛けた。『シェイクスピア・シークレット』が初の長編小説で、世界26ヶ国で翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳乃

23
本当に怪しい人ばかりがいすぎて、最後の最期での犯人が分かってからも本当か?と疑ってかかってしまった。サー・ヘンリーよ、貴方は自分の自分だけの舞台のためにどれだけの人を殺めた事か・・・どうあっても、どうあったとしても、「シャークスピアはシェークスピア」だったのに。2017/10/14

detu

18
17世紀シェイクスピア時代と19世紀の戯曲紛失エピソード、本筋現代の登場人物が多くて複雑多岐。対立軸と勢力、メモ取り整理するも混乱。『シェイクスピア他人説』と失われた戯曲原本『カーディニオー』、主人公ケイトはダヴィンチコードよろしく命からがらながらヒントを求めてイギリスからスペイン、アメリカ南部と転々。誰が敵で味方なのか。場面場面でシェイクスピアオマージュ。謎の多いシェイクスピア、サスペンスミステリー、大いに楽しめた。エンタメとして面白かったしシェイクスピアに対しても興味が湧いてきた。読んでみるか。2021/04/04

昼夜

18
人が沢山死ぬので不謹慎かもしれないけどロマンがあって面白かった。シェイクスピアには色々と謎が渦巻いていて、作品が素晴らしすぎるが故に人を引きずり狂わせてく魔性さを感じてますますシェイクスピアについて興味がわきました。創作部分があるので史実的な説を詳しく知りたいです。2010/08/28

ごへいもち

14
ようやく読み終わった。殺人を何とも思わない人がこんなにたくさん登場するなんてハチャメチャな気がする。謎がいっぱいの割りには終わりのほうの謎解きは犯人の告白しかないし。2011/07/25

寧々子

9
ロズを殺し次々と殺人を犯しケイトを執拗に追い襲う犯人が誰か?というミステリーの部分は一応、捻りはあったけど予想通りの人物だったのでイマイチですね。 著者あとがきでは創作と改作した部分を解説してくれているので本来の謎の部分が際立ち改めてシェイクスピアの謎に魅せられました。2011/09/09

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