出版社内容情報
コレステロール治療にまつわるナゾを徹底解明!
「コレステロールは高いほうが長生きというのは本当か?」「コレステロールに薬はいらないというのは本当か?」長年、患者を悩ます“おいしい話”の真相を探った一冊。もう、間違った情報にはだまされない!!
内容説明
脂質栄養学会が2010年に発表した「コレステロールは高めのほうが長生きできる」という説は、新聞、雑誌などで大きく取り上げられた。一方、動脈硬化学会は「エビデンス(科学的根拠)からも、いまのコレステロール基準値は変更の必要なし」というコメントを発表。「2つの学会の対立」などとマスコミがはやし立てた。ところがこれに困惑したのはコレステロール治療を受けている患者たち。果たしてどちらの説が正しいのか。本書はコレステロール治療についての誤った情報に対して、科学的根拠に基づいて真実を説き明かした一冊である。
目次
第1章 いま、なぜコレステロールが問題なのか
第2章 コレステロールと脂質異常症
第3章 コレステロールと炎症が動脈硬化をつくる
第4章 コレステロールの正体をみきわめる
第5章 増えるメタボリックシンドロームと脂質異常症
第6章 脂質異常症の治療と予防
第7章 コレステロールは高くてもよいか?
著者等紹介
桑島巌[クワジマイワオ]
1945年生まれ。東京医科大学客員教授、臨床研究適正評価教育機構(J‐CLEAR)理事長、東京都健康長寿医療センター副院長。医学博士。専門は、高齢者の高血圧、血圧日内変動、高血圧性心疾患
横手幸太郎[ヨコテコウタロウ]
1963年生まれ。千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学教授。千葉大学医学部附属病院副病院長。医学博士。専門は内科学。特に、脂質異常症、糖尿病、高齢者の病気など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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