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角川SSC新書
コレステロール治療の常識と非常識

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  • サイズ 新書判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315723
  • NDC分類 491.44
  • Cコード C0247

出版社内容情報

コレステロール治療にまつわるナゾを徹底解明!

「コレステロールは高いほうが長生きというのは本当か?」「コレステロールに薬はいらないというのは本当か?」長年、患者を悩ます“おいしい話”の真相を探った一冊。もう、間違った情報にはだまされない!!

内容説明

脂質栄養学会が2010年に発表した「コレステロールは高めのほうが長生きできる」という説は、新聞、雑誌などで大きく取り上げられた。一方、動脈硬化学会は「エビデンス(科学的根拠)からも、いまのコレステロール基準値は変更の必要なし」というコメントを発表。「2つの学会の対立」などとマスコミがはやし立てた。ところがこれに困惑したのはコレステロール治療を受けている患者たち。果たしてどちらの説が正しいのか。本書はコレステロール治療についての誤った情報に対して、科学的根拠に基づいて真実を説き明かした一冊である。

目次

第1章 いま、なぜコレステロールが問題なのか
第2章 コレステロールと脂質異常症
第3章 コレステロールと炎症が動脈硬化をつくる
第4章 コレステロールの正体をみきわめる
第5章 増えるメタボリックシンドロームと脂質異常症
第6章 脂質異常症の治療と予防
第7章 コレステロールは高くてもよいか?

著者等紹介

桑島巌[クワジマイワオ]
1945年生まれ。東京医科大学客員教授、臨床研究適正評価教育機構(J‐CLEAR)理事長、東京都健康長寿医療センター副院長。医学博士。専門は、高齢者の高血圧、血圧日内変動、高血圧性心疾患

横手幸太郎[ヨコテコウタロウ]
1963年生まれ。千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学教授。千葉大学医学部附属病院副病院長。医学博士。専門は内科学。特に、脂質異常症、糖尿病、高齢者の病気など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつろう

5
納得できる部分と出来ない部分、予防として、禁煙・食生活・運動・適正体重。自分に足りないのは魚だけか?もっと野菜で何とかしなくては。 中性脂肪も基準値以下45。体重も問題なくLDは100以上なのにLDL160どうして高いのか。本を読んでも分からない。薬いるかな??2014/12/13

ごんちゃん

4
生まれて初めて、コレステロール値が高いと言われた。えっ???週に2回はジムに通い、食事もそこそこ気を使っているし太ってもいないのに、なんでやねん??と思って読んだ。コレステロールとは何かということは理解できたが、私のコレステロール値が高い理由は不明。体質ってこと?予防法にウォーキングを推奨されてもなあ・・・。どーすりゃいいのん?2015/09/22

ようこ

3
心臓病、脳梗塞という部分部分の病気ではなく全身の血管の病としてどのようにコレステロールが悪さをするのか、またどういう人はハイリスクなのかわかりやすい。2012/03/13

Toshi KYM

0
図書館で借りた これが一番常識的?2017/03/29

てんてん

0
かなりの優れものです。なんといっても世間でよく聞かれるコレステロールに関する誤解、マスコミが面白半分にとりあげたいい加減な流説をきちんとしたエビデンスの立場から整理している最終章が秀逸です。医者がいろいろ違ったことをいうので困っている方にはぜひ一読をお勧めします。2016/11/10

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