内容説明
太平洋戦争で片手を失うという過酷な経験をしながらも、自らの力と信念、そして時代の流れを読む勘のよさで、漫画家人生を切り開いてきた水木しげるさん。2012年に90歳を迎える水木さんは、「何があっても生きたかったんです」と語ります。東日本大震災後、将来不安の高まりとともに生きづらさが増す中、少しでも幸せ感を持って過ごすための水木流「生きる知恵」についてまとめました。
目次
序章 幸せの仕組みを理解している人はごくわずか
第1章 幸せになるのに、知っておいたほうがいいこと
第2章 生きていることはすばらしい
第3章 幸せは向こうからやってはこない
第4章 水木さんの「生きる」知恵
第5章 水木さんは生きたかったんです
短編漫画「幸福の甘き香り」
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
1922年生まれ。鳥取県境港市で少年時代を過ごす。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後、紙芝居画家となった後、貸本漫画家に転向。1965年、『別冊少年マガジン』に発表した「テレビくん」で第6回講談社児童まんが賞を受賞。「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」などのヒット作を世に送り出し、妖怪ブームの火付け役となる。2003年3月、故郷の鳥取県境港市に「水木しげる記念館」が開館。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章受章。2010年に米寿(88歳)を迎えたが、今なお現役で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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