内容説明
歯がない人が認知症になる危険性は、歯がそろっている人の約2倍。歯周病患者が、心筋梗塞や狭心症になるリスクは、歯周病患者ではない人に比べ2倍以上。そして歯周病は、糖尿病をも悪化させる。全身が健康であるためには、まず歯が健康であることが不可欠だ。ではなぜ大人の歯がダメになってしまうのか?その原因は35歳以上の7~8割が感染している「歯周病」と、大人に特有の「虫歯」にある。それに対処するための、何歳からでもできる効果的な方法を紹介。歯を抜きたくない、入れ歯になりたくない人は必携の一冊。
目次
第1章 歯がいい人ほど病気になりにくい(歯の本数が多い人ほど長生きできる;歯がいい人ほどボケにくい ほか)
第2章 歯を失う病気「歯周病」と「虫歯」(大人が歯を失う二大原因は、歯周病と虫歯;虫歯は口内の酸が原因 ほか)
第3章 知っているようで知らない歯の常識(緊張すると口臭がキツくなる;口臭予防にはお茶より水が効く ほか)
第4章 自分でできる世界一正しい歯の磨き方(食後1時間以内に歯を磨いてはいけない!?;食後できるだけ早く歯磨きするのが正解 ほか)
第5章 知っておくべき歯の最新治療法(歯科治療はMI治療が主流に;「インプラントは怖い」の誤解 ほか)
著者等紹介
倉治ななえ[クラジナナエ]
1954年、栃木県生まれ。歯学博士、日本歯科大学附属病院臨床教授。日本歯科大学卒業。日本フィンランドむし歯予防研究会副会長。クラジ歯科院長として患者に接しながら、子育て歯科、マタニティ歯科に熱心に取り組む。日本アンチエイジング歯科学会理事でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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