角川SSC新書
孫正義のデジタル教育が日本を救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315365
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0295

内容説明

日本の教育水準の低下が叫ばれる中、“情報革命の寵児”が立ち上がった。「電子教科書があれば、紙の教科書以上のことが可能になる。さらにクラウド化すれば、いろんな意味での教育改革にもつながる」と語る孫正義氏。なぜ、情報革命の事業家が教育分野への提言・助言をはじめたのか。時代が大きく変革する中で、旧態依然としている教育現場、特に義務教育の改善にITが果たす役割と可能性について、孫氏が見据える展望や熱い想いなどをまとめる。

目次

第1章 驚き、感動のある授業が求められている!(電子教科書が授業をおもしろくする!;正解主義の授業の欠点と修正主義の必要性 ほか)
第2章 孫正義はなぜ、デジタル教科書教材協議会の発起人となったのか(“失われた50年”とならないために;まずは30年後にナンバー1を目指す ほか)
第3章 電子教科書で変わる授業内容(動く教科書が、好奇心を刺激する;iPadを利用した電子教科書実験も ほか)
第4章 デジタル教育の功罪を、改めて考える(田原総一朗さんが危惧する子どもの「自己完結」は本当か?;自己完結型は、これまでの教育や環境のせいなのでは? ほか)
第5章 孫正義が日本を背負って立つ若者に伝えたいこと(2015年が国際競争力を養う出発点;韓国における出版物の電子化が本格化 ほか)

著者等紹介

中村東吾[ナカムラトウゴ]
1958年、函館市生まれ。中央大学文学部卒業。IT関連、法律・経済関連の企画・編集・執筆ならびに、人物にスポットをあてた取材・執筆を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

一木

2
・教育する人の知恵を結集したコンテンツやアプリを通して、子どもに学ぶことの醍醐味やおもしろさを伝え、感動したり驚いてもらうことで学力のアップを図っていくことが本筋→ツールとしてデジタルデバイス、電子教科書 ・現代の教育は教え方に問題 ・学習意欲を取り戻すツールとしてデジタル。デジタルによる「教育に感動を」、「学ぶことの喜び」 ・インフラ、デバイス、教育クラウドがそろわないと教育のIT化は進まない ・教育環境がかわれば先生の教え方も変える必要がある→ティーチィングからコーチング2014/11/21

chaorifan

1
いまの学校教育を全否定するつもりはないが、日進月歩する世の中に必要なものが教えられていないなというのは、一人の親として日々実感するところ。これを打開するには、やはりICTしかないと思う。そういう意味で、ここで述べられていることは、ほぼ同意。一点だけ気になるのは、経済成長を必須としているところ。高齢化が進み価値観が多様化した日本で、これまでどおり経済成長を求めることで、国民が幸せになるとは思えない。たとえば田舎で自給自足に近い生活を送りつつ、パソコン一台で仕事をするというようなライフスタイルは、本人の幸福度2014/12/25

callejon

1
孫氏には、教育や医療を本気で変えたいという情熱がある。それは、教育や医療に携わる関係者からは感じられない。このまま外様に言いたいこと言わせててよいのか。2010/11/21

とおる

0
孫正義の視点でデジタル教育の必要性を訴える一冊。今後の国家戦略=100年の計を考えるに当たってもデジタル今日教育は必須であり、いかに推進させていくか?と私も思った。 http://amzn.to/YPKmcR2012/12/09

atsut101

0
日本では教科書のデジタル化が強力に推進されているものだとばかり思っていた。教育環境及び医療関係のクラウド化を今後の5年位で構築することが、日本の成長の鍵かもしれない。2012/04/01

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