内容説明
経済は誰のために存在するのか―。そんな根源的な問いから始まる本書。鋭い分析力と広く豊かな視野を持つ著者は「経済は本来、人の営みそのもの」と説く。グローバル・ジャングルの中で牙をむき続ける新型デフレを乗り越えるために必要なことは何か―。独自の視点から描きだす、“潰し合い”から“分かち合い”へ、これから先の経済論。
目次
プロローグ 新酒の味をどう聞き分けるか
第1章 いつの間にか、みんな一人になっていた―「自分さえ良ければ病」の落とし穴
第2章 エコなのか、エゴなのか―グローバル・ジャングルの真相
第3章 グローバル・ジャングルはヒトが棲む場所―経済活動は人間の営み…私たちの暮らしが経済そのもの
第4章 いつから、どうして、ジャングルからヒトが消えたのか―経済が「解らなく、つまらなく、難しく」なったのはなぜ?
第5章 そこでどうする?―我々が向かうべきところはどこか
第6章 そして再び今を考える―グローバル・ジャングルの最新点描
エピローグ グローバル市民主義の薦め
著者等紹介
浜矩子[ハマノリコ]
1952年生まれ。1975年、一橋大学経済学部卒業後、三菱総合研究所入社。ロンドン駐在員事務所所長、同研究所の主席研究員などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授に。専攻はマクロ経済分析、国際経済。イギリスBBCなど、国内外のメディアにも登場し、辛口の分析と広範な視野で人気。ホームレス支援の『ビッグイシュー』でも連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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乾良人(カムイ)
しゅーへー