角川SSC新書
「価値組」社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315051
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0236

内容説明

金融資本主義の時代を「金融戦国時代」と表現する著者は、リーマン・ショックで金融資本主義が終焉したあとにやってくる、安定した「新江戸時代」への大変革をチャンスととらえる。100年に一度のパラダイムシフトの中、一般生活者がどのように暮らし、どのようにお金とつきあっていくべきかを緊急提言。『年収崩壊』『年収防衛』に続くモリタク第3弾は、「勝ち組」ではなく「価値組」を目指す新しい生き方を指南する必読の一冊。

目次

プロローグ “金融戦国時代”から“新江戸時代”へ
第1章 新自由主義は死んだ
第2章 「勝ち組」ならぬ「価値組」のライフスタイルを目指す
第3章 “見栄”を捨てて“実”をとることを考える
第4章 新江戸時代は文化的な「価値」が「勝ち」を呼び込む
第5章 特別編 新江戸時代は投資の基本に立ち戻る

著者等紹介

森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

88
確かに価値観というものが変わってきているので従来のものさしで見るとおかしく感じることが年配を中心に起きてるのかなと思った。しかし東日本地震の後ならこのような本が多いが、震災前の著書ということで著者の先見の明があったのかなと気づいた。2013/12/08

よしき

4
最近森永さんの本をよく読む私は負け組みなのかな?(笑)上昇志向を否定するわけではないけど、最近身の回りの人間の「上昇志向を持て!」的な小言に反発を感じるのも事実。後、森永さんの提唱する生き方は、ある意味、頭が良くないと出来ないね。2010/12/11

yamaneko*

3
森永さんのいう「価値組」社会、大賛成です。平和で短時間労働の社会にスムーズに移行できるように、今から見栄や欲を捨てて身の丈にあった生活を心掛けると良し、というのも頷けます。2010/10/18

pom

2
お金の多寡が人生の幸福を測る尺度ではなく人生をたくさん楽しむことができた人ほど最期によい人生だったといえる時代。って文に納得しました。2014/01/04

double_standard

2
森永さんの「読み」の精度は別として、普通の人が普通に生きるのが難しい社会を解消しようじゃないか、という話を、戦国時代から江戸時代の庶民の生活に沿って解説している。労働時間の短縮は大いに賛成。残業だらけじゃアイディアなんて出ないよ。本論とは外れた、メイド喫茶の遍歴が大変興味深かった。2009/11/18

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