- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > KADOKAWA ビームC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
9
デュルクの精神的成長をみて目頭が熱くなった。途方もない哀しみと矛盾だらけの世界を、自分の知識や力を全部つかってどうにかしようと一人で頑張ってたんだね。だけど、そんな大変なことを一人で背負っていくのは無理。今までずっと一人で色んなことと葛藤しながらも頑張って戦ってきたことを、一人でなんでもやろうとするな!って言ってもらえて本当によかった。デュルクの固まっていた心を溶かすのが、あの人の一言だったのにも震えた。次巻が待ち遠しい!2011/08/25
眠る山猫屋
8
デュルクの危惧は現実になってしまった。喪われた技術を再発見していくには、あまりに時間が足りない。語れないデュルクの物語は、後回しにすればするほど重たく辛くなってゆく。ニコやチムリには和まされたけれど、まだまだ事態は緊迫したまま。2016/01/15
斑入り山吹
7
最新刊に追いついてしまった。これからはじらじら待たされるのね。ううつらい。こういう状況でニコがデュルクに惚れないわけないよねぇ(9巻でセクシーな姿を見てしまったし!)。それにしても戦いのイムリのデザインって思いっきりネイティブアメリカンだね。いろいろ重ね合わせずにおられん。2011/09/02
古槍新垢
7
三宅乱丈のギャグ成分がチムリに凝縮されていて可愛い。デュルクは敵も味方もきっついヤツばっかで大変だが、ラルドが正気を保っていたようで安心した。またしても気になる引きですわ。2011/08/27
てんてん(^^)/
7
イムリの中にあって、一人異分子であるデュルクの孤独な戦いに胸が痛い。人から信用を得るということは本当に難しい事だと思う。そんな中、野蛮な人物と思っていたニコが意外な賢さや分別、観察眼に長けていることに驚いた。最後の悲劇はニコを敵に回すのか、それとも信頼を得るのか。。。続きが非常に気になる。 それにしても、イムリに記録というものが存在しない理由がわかった気がする。彼らに秘密は存在しないのだ。こんなにすぐに共通概念が得られるなら、わざわざ記録を残す必要性を感じないだろう。恐ろしい民族だ。。。2011/08/25