Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ 機動戦士ガンダムゼロの旧ザク 〈ｖｏｌ．２〉

岡本一広

角川書店（2010/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 188p／高さ 19cm
• 商品コード 9784047153769
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[半木 糺]

唐突にニュータイプ少女を出したり、主人公に「不戦」の信念を語らせるなど、テーマがとっちらかってしまっている。「旧式機に乗った気の弱い兵士が、戦場を戦い抜く」それだけで本作は十分だったのではないだろうか。現場の兵士の苦闘がよく描けていただけに残念である。

[santiago]

歴史の裏で戦局のカギを握るでもない。今や何号機まであるのかわからないガンダムも出ない。でも面白い。名作「MS戦記」の系譜にある非ガンダム系モビルスーツ漫画の佳作。

2018/01/15

[杉浦印字]

無重力戦闘の描写やMSV重視のラインナップが渋くていい。NT的描写にはまあガンダムだからなあ……と複雑な気分でも、綺麗なオチは満足。

2010/01/25

[hosakanorihisa]

サイドストーリーとしてよくまとまってる。

2010/02/01

[なた5963]

感情的になるとどうしようもなくなるよなと思いつつ。生きるために殺すが正当化される戦争。極限状態での何のために生きるのか？という問いと答え。”ゼロ”の意味が全く変わった2巻だったな。戦争しかも負け組の描写。力の差が無駄に怖い。連邦の白いのと対峙した人らは皆こんな気持ちだったんだろうなぁ。ジオンの雑兵の漫画として結構面白かった。

2010/01/25