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内容説明
いつまでも健康でいるためには「咀嚼システム」を守ることが大事。納得して受けたいいい歯科治療。自分の歯を自分で守るために知っておきたい重要なポイント。
目次
第1章 咀嚼システムの重要性(口の中は神の領域;咀嚼システムの重要性;咀嚼システムに問題のあった患者さんたち ほか)
第2章 我々はなぜインプラントをすすめないか(インプラント治療がなぜもてはやされているのか;私たちが診たインプラントが合わない患者さん;インプラントはれっきとした手術 ほか)
第3章 噛みしめを正し自分で守る歯の健康(歯と口の本当の健康とは;噛みしめと歯ぎしりがなぜ悪いか;割りばし法で劇的に改善する噛みしめ癖 ほか)
著者等紹介
林晋哉[ハヤシシンヤ]
歯科医。昭和37年東京生まれ。日本大学歯学部卒業後、勤務医を経て、歯科医療研究センターを併設した林歯科を開業
林裕之[ハヤシヒロユキ]
歯科技工士。昭和31年東京生まれ。日本歯科大学附属歯科専門学校卒業後、ラボ勤務を経て、歯科医療研究センターを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
18
歯に寿命があるのは知らなかった。平均で50~67年で自然と死んで抜け落ちるのか・・。人間よりも寿命短いからおじいさんの総入れ歯は自然なんですね。2014/03/20
ともたか
10
「咀嚼システムを守ることの重要性」、「噛み合わせの重要性」。 これらをしっかりと肝に銘じることにしたい。本当に 歯は大事です。2016/06/06
にきゅ
3
いま岐路に立っているので。インプラント、ブリッジ、入れ歯の三択。もう自分の中で入れ歯は論外だったのです。でも、職場の人が部分入れ歯だけど、おせんべいも噛めるよ!って。インプラントは高額なこともだけど、怖いのが一番なのよね。。勉強せねば。2017/11/10
うたまる
3
歯医者と歯科技工士の兄弟による歯科治療レポート。本書のメインはインプラントへの警告なんだけど、それよりも驚きは国内で年間1000万床も入れ歯を生産してるという事実。10年で国民全員に行き渡る数だよ。いかにいい加減なものを作っているのかということの表れだ。儲けるためわざと合わなくしてるのかとも疑ってしまうし、患者がインプラントに縋りたくなるのも分からなくはない。で、これよりも衝撃を受けたのが、歯にも寿命があるってこと。臼歯で50年、犬歯で67年だって。小学生の頃の「80歳まで歯を残そう運動」は何だったんだ?2016/09/07
ミスターチャイルド
2
主に、インプラントの危険性について書かれている本です。読んだら、インプラントをする気がすっかり失せました・・・。そのインプラントの代わりになるのは、昔からおなじみの入れ歯です。ただ、型に合った入れ歯にしないと、結局悩まされることになります。著者の考え方の主軸にあるのは「咀嚼システム」です。咀嚼システムをいかにスムーズにするか、それが歯科治療の基本だとよくわかりました。また、大人になってからの歯列矯正はデメリットのほうが大きいとわかりましたし、歯科治療に対する考え方がガラリと変わりました。2017/06/24