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内容説明
難しい本を読むと眠くなるのは脳の正しい反応、なぜ直感だと間違った判断をしてしまうのか、利益や損失を見誤る心のマジックとは―不合理な判断や行動と決別しプレッシャーに打ち勝つ方法。
目次
第1章 「合理的な人体」と「不合理な人間の行動」(合理的に生きていると思ったら大間違い!;病気の半分は、遺伝子のミスマッチが生み出した!)
第2章 判断と意思決定の合理主義(ヒューリスティックの落とし穴!判断の過ち!;経済学でも注目を集める人間の非合理性)
第3章 合理的に生きるためのメンタルマネージメント(ストレスマネージメントの秘訣も、心の合理主義にあり!;自尊心を守る不合理な行動に注意;規範の内部化を利用して心を合理的に!)
著者等紹介
吉田たかよし[ヨシダタカヨシ]
医学博士。東京理科大学客員教授。灘中学、灘高校、東京大学卒業。東京大学大学院を修了後、NHKアナウンサーとして活躍。その後、医師免許を取得。加藤紘一元自民党幹事長の公設第一秘書として科学技術政策の立案に取り組む。東京大学大学院医学博士課程を修了。現在、学習医学研究所の所長として脳医学の学習への応用研究に取り組む一方、本郷赤門前クリニックの院長として受験生専門の内科神経科クリニックを開設。また学習カウンセリング協会の理事長として受験生の父母や学習塾・予備校・中学・高校の教員に対し、適切な教育法の指導・普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fuura
20
別に私の嫁が鬼嫁だから読みたくなったとは 決っして思わないでください。 私の嫁は天使です。乙女です。優しさの塊です。 ですからこんな本まったく読む必要がないのですが チョイ気の迷いで買ってね中覗いたら、嘘だろうが・・・ まあ皆さん聞いてください。この本脳科学の本なんですよ。 あはは、驚いたでしょ。 私も驚きました。違うじゃん。わしゃ、鬼嫁 の話を聞きたかったんだ、どうしたら鬼嫁で なくなるか、その解決策を知りたかったのに、 脳科学とは、どうゆうつもりじゃ、金返せ・・・ 本音はねとてもいい本です損なし! 2017/06/13
トモ。
7
タイトルほど砕けた感じではなく、真面目な話でした。原始時代に合理的に生きられるように合わせてある体が、急激に発展した現代の生活についていけず、生じたズレのせいでダイエットが出来なかったり、勉強に集中できなかったり…。不合理な思考に振り回されずに生きるって難しい。でも、まずは自分が「不合理な思考をしてしまっているんだな」と気付くことから始めると言うこと。2014/08/22
村越操
5
不合理な行動の裏にある遺伝子の秘密と言った内容でしょうか。著者の本は読みやすく説明が上手なのでためになります。2012/10/11
tora
5
基本的な人間の脳(原始時代基準の遺伝子)は、本来、合理的に出来ている。それが、“現代の文明”によってミスマッチが起こり“不合理”になる。“勉強しないといけないのにやる気が出ない”理由にも、原始時代の生き抜く知恵があるらしい。事実かどうかは別として、面白い。2010/09/14
す○○
4
そこそこ面白いのだが、タイトルのつけ方に疑問あり。不遇な中年男性向けの本かと思ったが、受験生や若いサラリーマン向けで、違和感を感じた。さらに話題が多岐にわたりまとまりがないのが残念。2011/05/03