角川oneテーマ21
組織と人間

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  • サイズ 新書判/ページ数 181p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047102200
  • NDC分類 687.067
  • Cコード C0295

内容説明

『沈まぬ太陽』(山崎豊子著)恩地元のモデルが語る迷走する「航空業界の闇」。

目次

第1部 企業と人間(何のための労働組合か;伊藤淳二会長のこと;会長室の消滅まで;アフリカ―第二の故郷)
第2部 組織と忠誠心(忠誠心のカベ;社長選挙制の提案;自治組織の倫理;抵抗権の確立を;パーマネント・レボシューション;和は目的にあらず;「逆命利君」の精神を理解せよ)
第3部 「働く」ということ(“働く”ということについて;わたしが学んだこと;体験から学んだこと;東アフリカで学んだこと;定年後の生き方)

著者等紹介

小倉寛太郎[オグラヒロタロウ]
1930年、台北生まれ。東京大学法学部卒業。日本航空入社。日航労組委員長として活躍したが、会社からは冷遇され、カラチ、テヘラン、ナイロビと10年近く海外勤務を転々とさせられ「現代の流刑の徒」とマスコミに報じられる。小説『沈まぬ太陽』(新潮文庫)の主人公、恩地元のモデルといわれている。71年、ケニア政府から日本人として最初で最後の公認プロハンターとして認定。92年、外国人として唯一の名誉ウォーデン(野生生物保全監理官)に任命される

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、82年に独立して執筆活動を開始、評論家として活躍中。「週刊金曜日」の発行人も務める。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

36
第一部「企業と人間」、山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」の主人公・恩地元のモデル、小倉寛太郎氏と、評論家・佐高信氏の対談。第二部「組織と忠誠心」佐高信、第三部「働くということ」小倉寛太郎の三部構成。組織に属している限り、誰しもより高い収入、肩書、地位を望むとは思う。しかし気が付いたら飼い慣らされた羊のように組織に従順になり、常に上司の目の色をうかがう。生きて行くためには仕方がない?でもこのままで良いのか?自分らしく生きる事は難しいよね?この本はそんな問いかけに少しだけヒントを与えてくれたような気がする。2016/02/11

Hiroki Nishizumi

3
書いてあることは正しいが、世の中なかなかそうならない。分かっちゃいるけど哀しい。寛太郎さんのようにはなかなか行かないのでござる。2016/03/30

ペールエール

1
コンプライアンス、外部統制。 しかしそれ以前に内部統制、規律。 その順序を間違えるな。2014/02/05

kiyolucky2

0
何か書こうとしたけど、書けません・・・ 小倉さん、凄すぎます。2013/04/17

あいちおいちゃん

0
多くの国民、働く人が読んだ方がよいと思った。小倉さんは好きでこのような人生を送ったとは思わない。そのように追い込んだ会社や社会がよくない。私も小倉さんと同じような人生に少しなっていることもあり、本当にその生きざまには感動する。2011/03/26

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