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内容説明
欲無ければ一切足る。自然の中で気高く生きた先人たちに思いを馳せ、政界引退後は草庵に暮らし、自らの魂と向かい合う著者の豊かな人生哲学。
目次
第1章 庵を結んで人境に在り
第2章 欲無ければ一切足る
第3章 道は糞小便の中にある
第4章 ひとり遊びぞ我はまされる
第5章 枕頭の書
終章 跡無き工夫
著者等紹介
細川護煕[ホソカワモリヒロ]
1938年東京生まれ。肥後細川家の第18代当主。上智大学法学部卒。朝日新聞記者を経て、衆参議員、熊本県知事、日本新党代表、内閣総理大臣を歴任。60歳で政界引退後は神奈川県湯河原の「不東庵」にて作陶、書、水墨、油絵、漆芸などを手がける。2001年東京日本橋の壺中居にて初個展。以降パリ、ニューヨーク、国内各地で個展を開催。財団法人永青文庫(細川美術館)理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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拓陽(いっぽまえへ)
0
細川さんのリタイア後の活動は共感を得ていた。自分もリタイア後は他と競うことなく奔放に、静かに、自己成長のための活動がしたいな思っている。ただ具体的にこれ!っていうのが無いのが難点だが。それに比べ細川氏は、絵画であったり、陶器、書など勢力的に活動されている。そんな姿勢が尊敬に値するし憧れる。タイトルも生き方が語られているが、各段落項目の言葉も惹きつけられる。私も今から何かを始めたいものだ。2016/12/12
オランジーナ@
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元総理の自伝。悟ってると思った。2014/09/24
Mitsushiro Sasaki
0
今年はシンプル生活も意識していきたいと思う。2014/01/05
仁
0
世が世なら殿様であった、元総理大臣のがリタイアしてから書いた随筆。晴耕雨読、いなか暮らしという、私などの年齢からはまだまだ想像もできない、仙人のような生活。こどもの頃のエピソードで、ピアノの先生がトイレにいったときに弟とそのトイレのドアに釘を打ち付けたとか、幼少期の後見人が木曽義仲の子孫だったり、足利尊氏の子孫が恩師だったり。結構楽しく読めた。漢詩がたくさん紹介されていたのもよかった。2012/03/22
mayumi
0
☆担ぎ出されて政治の世界に入ったのかと思っていたが、ご自分が希望されての事だとは意外だった。2011/10/17