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出版社内容情報
まだ差別の歴史は終わっていない。
日本の中に蔓延る「差別」。日本人はいつから「差別」と関わり続けているのか?日本のタブーに論客2人が論じる日本の行方と日本人論の決定版。
【目次】
第一章 差別は何を生むか
昭和という時代と差別/部落出身の男とは/自民党という不思議な政党/日本人とは何なのか
第二章 差別といかに闘うか
関東大震災における虐殺/軍隊と差別/軍隊内差別/政治家を目指す/部落差別は地域差別ではない/結婚と部落差別/解放運動と地方政治/差別をめぐる事件/糾弾闘争とはなんだったのか/野中広務と共産党・解放同盟/町長から府議へ
第三章 国政と差別
阪神淡路大震災と差別/オウム真理教事件と破防法/軍用性奴隷と国民基金/国旗国家法案/部落民にとって、「天皇」とは/新井将敬の死は何を意味するのか?/女性の社会進出/アメリカにとって日本とは
第四章 これからの政治と差別
ハンセン病訴訟で国が控訴を断念/人権擁護法案/重度章がい者の授産施設/石原慎太郎の暴言/麻生太郎の暴言/財閥、天皇制、被差別民/小泉純一郎の政治姿勢/オバマ大統領の存在意義/これからの時代に/最後の使命
内容説明
部落とは、在日とは、なぜ差別は続くのか?誰も語れなかった人間の暗部。差別への無理解と、差別が差別を生む構造。
目次
第1章 差別は何を生むか(昭和という時代と差別;部落出身の男とは ほか)
第2章 差別といかに闘うか(関東大震災における虐殺;軍隊と差別 ほか)
第3章 国政と差別(阪神淡路大震災と差別;オウム真理教事件と破防法 ほか)
第4章 これからの政治と差別(ハンセン病訴訟で国が控訴を断念;人権擁護法案 ほか)
著者等紹介
野中広務[ノナカヒロム]
1925年、京都府船井郡園部町(現在の京都府南丹市園部町)に生まれる。51年に園部町議に初当選。以後、園部町長、京都府議、副知事を歴任し、83年、衆議院議員に初当選。98年、小渕政権の官房長官、2000年、森政権誕生とともに自民党幹事長に就任(同年12月辞任)。03年、議員を引退。現在は社会福祉法人京都太陽の園の理事長として福祉事業に取り組んでいる
辛淑玉[シンスゴ]
1959年、東京都生まれ。85年に(株)香科舎を設立し、人材育成コンサルタントとして活躍中。年間百数十本の研修・講演を行うかたわら、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどあらゆるメディアで論説活動を展開し、構造的弱者支援のための活動をさまざまに実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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