角川oneテーマ21
物価迷走―インフレーションとは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047101654
  • NDC分類 337.9
  • Cコード C0295

内容説明

石油高・穀物高になぜ翻弄されるのか?物価形成とインフレのメカニズム。

目次

序章 物価が上がるとどうなるのか
第1章 原油価格はなぜ上がったか
第2章 資源価格と物価の関係
第3章 インフレーションとは何か
第4章 なぜインフレになるのか
第5章 先進国のインフレ
第6章 世界のインフレ
第7章 世界史の中のインフレ

著者等紹介

原田泰[ハラダユタカ]
1950年生まれ。74年、東京大学農学部卒業後、経済企画庁入庁。同庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長などを経て、現在、大和総研常務理事チーフエコノミスト。著書に『日本国の原則』(日本経済新聞出版社、石橋湛山賞受賞)、『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞受賞)など多数

神田慶司[カンダケイジ]
1981年生まれ。2004年、一橋大学経済学部卒業後、株式会社大和総研入社、経済金融調査部配属。現在、内閣府政策統括官室(経済財政分析担当)へ出向中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
この本はインフレーションについての様々な観点を記したもので頭の整理にはなります。ただやはりリフレ派の人が書いてあるのである程度の物価の上昇は管理できればいいということをいっています。ただそれがどのような状況下で起きているかが問題なのでしょう。このような人が日銀の審議委員になるとは時代も変わっていますね。2016/06/11

ango28

2
時代を追ってインフレの発生理由について触れられ、初心者にも分かりやすい説明に好感を抱いた。何度も読み直して勉強したくなる書物。2009/06/30

プラス3

1
前半は物価のメカニズムについて、後半はインフレーションについて過去の事例を交えて説明してます。物価とマネーストックの関係や、中央銀行の独立がなぜ必要か?といったことが簡潔に書かれています。中央銀行が物価をコントロールする方法も書いてますが、最近はこれが使えなくなってるのが問題でして・・・。2012/11/27

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