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出版社内容情報
誰が生きづらい世の中にしたのか!? 二〇代が贈る、有名論者への退場勧告!
もう世代論などいらない!「この世代はこんな環境で育ったからこうなる」といった言説が飽きることなく繰り返され、偏見と差別しか生まずに消えていった……。二〇代の若手評論家が、不毛な論者・論壇を破壊する!
内容説明
「モノが溢れる社会になり、心が貧しくなった」といった言説が飽きることなく繰り返されてきた。そして偏見と差別しか生まずに消えていった…。不毛な議論に振り回された20代が、風穴を開ける!今こそ、データに基づくまともな議論をする時だ。
目次
第1章 「転向」した若者論者―若者論「で」一〇年が失われた(若者論「で」失われた一〇年;二つの若者論バブル ほか)
第2章 ナショナリズム論を煽った論者―若者を食い物にする(若者を「敵」にした者たち;俗流ナショナリズム論の序曲―「ぷちナショナリズム症候群」 ほか)
第3章 サブカルを使い捨てにした論者―インターネット論を食い物にする(擬似問題を再生産するインターネット論;「動物化するポストモダン」論は若者論でしかない ほか)
第4章 教育を実験道具にした論者―子供の人生を食い物にする(権力と癒着する俗流若者論;「ゆとり教育世代」への批判は的外れだ ほか)
第5章 世代論を「清算」する―ニヒリズムを打ち破る(「脱『九〇年代』の思想」を目指せ!;若者はモンスターにされた ほか)
著者等紹介
後藤和智[ゴトウカズトモ]
1984年、岩手県釜石市生まれ。宮城県仙台市出身。東北大学工学部建築学科卒業。現在、同大学院工学研究科博士課程前期在学中(都市・建築学専攻)。2004年から自身のブログ「後藤和智事務所~若者報道と社会~」を開設し、俗流若者論の批判的検討を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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