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出版社内容情報
日本の借金は800兆円強。その借金、どうすんの?
実業家として多彩な才を発揮している島田紳助氏と、宮崎県100万超の県民の期待を担う東国原英夫氏による日本人とニッポンを考える激論集。
内容説明
このままでは日本は沈没する。しかし、立ち直る希望はまだある。世界に誇れる国へ、日本の“シャッター”を開けよう。
目次
第1章 日本を元気にするために(維新の志士となれ;日本型資本主義の功罪 ほか)
第2章 憂国論(矛盾する国の政策;格差社会はしょうがない ほか)
第3章 地方から国を変える(いま地方がすべきこと;県民総力戦で借金を減らせ ほか)
第4章 国家再建論(自民党が変われば日本は変わる;資本主義と共産主義 ほか)
著者等紹介
島田紳助[シマダシンスケ]
1956年3月24日、京都府生まれ。「紳助・竜助」のコンビで漫才ブームを走り、85年に解散。以後は司会者として活躍、多くのレギュラー番組を抱える。一方で飲食店のプロデュースなど実業家としても才能を発揮している
東国原英夫[ヒガシコクバルヒデオ]
1957年9月16日、宮崎県生まれ。専修大卒業後、ビートたけしの一番弟子として芸能界で活躍。2004年、早稲田大学第二文学部卒業。その後、再び同大政治経済学部入学。06年3月、同大退学。宮崎県知事選立候補を表明し、07年1月に当選。“宮崎のセールスマン”として奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
村越操
3
商人としての島田紳助は今後も評価されるべき。執筆活動は続けて欲しい。「ITでたくさん儲けた人の陰で、もっと多くの人が儲かっていない現実がある」「格差はあるけれども、いまは、一時期に比べて夢のある時代だ。かつての高学歴社会みたいなものは、なくなってきているもの」「日本はいま、古びた商店街のようになっている。すぐ隣に「中国」という、商店街とは比べものにならない規模の大きなショッピングセンターができた」「豊かになりすぎたのに、借金がある。その矛盾点に尽きる」「幸せの価値観を意識的に変えていかなければならない」2012/06/15
ぺーはーせぶん
2
面白かったー。 完全商人の紳助さんの国を想う思想、思考がとても熱く面白い。表へ出てきて欲しいなー政治で無くていいし、テレビで無くてもいいから。なんかやってないかなー。 両者ともに日本は借金返済不可∧(日本破綻∨Hyperインフレーション)の立場であった。 憲法9条の拡大解釈論争の根拠はカタコトで書かれた原文にあると見たり。政治家や経営者の仕事は民に魔法をかけることと見たり!(^o^) 職は関係ない。民は魔法の豪熱を待っている。2018/01/12
しおん
2
少子化対策について、田舎の男の話は面白かった。都会に出ると女は順応性が高いから田舎には戻らない。男の何割かは都会に馴染めずに負けて帰ってくる。でもそんなやつは田舎に帰ってきても嫁を取ることができない。2013/01/04
羽景
2
明るい切り口で日本を変えていこうとする紳助と東国原知事の気持ちがわかる1冊。タレントというだけで今まではお笑いだけの世界にこもっていればいいと思われがちだった社会も、だんだん変わってきているし、何より新しい力が日本を変えていくということに元気つけられた。二人の未来に向けた嗅覚の鋭さにも脱帽です。2010/03/03
コホーー
1
2007年購入の本を廃棄するにあたり再読。当時は興味深く読んだ記憶があるが、今だと両者の立場が当時と違うこともあって、なんか読めませんでした。2010/04/01