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出版社内容情報
「羅生門」や「舞姫」「走れメロス」、文豪の名文を穴埋め式クイズで読み解く! プロの言葉のセンスがわかる画期的な一冊。
内容説明
圧倒的インパクトの日本語術をクイズ形式で身につける。
目次
羅生門
走れメロス
檸檬
よだかの星
汚れっちまった悲しみに…
桜の森の満開の下
駈込み訴え
山月記
こころ
舞姫
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ、東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。小学生を対象にした私塾「斎藤メソッド」を主宰。著書に『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞受賞)『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかぴ
25
これまで国語の教科書に載っている文豪といわれる方々の小説に苦手意識があり手を出していなかった。苦手意識をなくしたくこの本を手にしたところ気楽に読めて少し苦手意識がなくなったと思います。この本に出てくる文豪といわれる方々の表現の豊かさに新鮮な感動を覚えました。気軽に何度か読み直し、実際の小説にも手を出していきます。ありがとうございました。2020/12/07
mietreky
2
魅力的な文章が書いてみたいと思い購入したが、期待とはかけ離れた一冊だった。文豪の作品の文章をクイズ形式で学ぶというもの。当たるも八卦、当たらぬも八卦的な結果に。当たると私って表現のセンスあるのかしら?とほくそ笑んだり、全くわからん!と憤慨したり。愉しみながら文豪の名文に触れられる興味深い一冊と言いたいところだが、本よりゲーム機向きのコンテンツ。2009/06/07
えなつ
1
有名な文豪の作品を簡単にクイズ形式にした本。学校で習ったことを思い出しつつ何だったかと意外と白熱しました。暇を潰したいときにおすすめです。2018/05/06
トーヘン
1
考察本ではないアプローチが面白かった。 一気通貫で読んだ後に、毎日1話ずつ読むとなおよさそうな本であった。2013/12/04
misaki
1
「日本語力をつけるなら、いちばんうまい人に学ぼう!」というキャッチコピーに惹かれて手に取りました。内容は、日本の文豪の代表作の文章の一部を穴埋めしつつ、物語を追っていくというもの。自分は「駆込み訴え」以外の作品はすべて読んだことがあったので、思い出しながら読み進めました。各作品の最後についている文学史クイズは意外と知らないことも多くて楽しめました。しかし、クイズだとどうしても一つの正解を探そうとしてしまいますから、日本語力向上という目的とはちょっと方向性が違うような気もします。2012/11/19