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内容説明
トリノ冬季五輪、華麗なる闘い。美しいジャンプを支える身体能力、身体能力を高めるトレーニング、トレーニングを続ける選手の気迫、気迫を導きだす指導者たちの姿。その全てに迫る。
目次
序章 女子フィギュアスケートの現在
第1章 トリノ五輪を闘う戦士たち
第2章 現役時代
第3章 日本代表としてカルガリー五輪へ
第4章 トップ・スケーターのもつ力
第5章 ふたたび世界の舞台
第6章 プロフィギュア・スケーターとして
終章 女子フィギュアスケートの未来
著者等紹介
八木沼純子[ヤギヌマジュンコ]
プロフィギュアスケーター、冬季ユニバーシアード・ポーランド大会(1993年)金メダリスト。5歳のときからフィギュアスケートを始め、1988年に世界ジュニア選手権で第2位になる。同年、日本人として大会最年少で第15回オリンピック冬季競技大会(カルガリー五輪)代表に選ばれる。その後、世界選手権に7度日本代表として出場。早稲田大学教育学部卒業を機にアマチュアを引退してプロに転向。プリンスアイスワールドの一員として全国の公演でフィギュアスケートを続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
本書が書かれた頃は日本女子のフィギュアスケートの全盛期の頃でした。その全盛期につながる時代に活躍した八木沼さんによるフィギュアスケートの醍醐味と自身の選手時代について書かれています。2018/02/27
Humbaba
4
スケートリンクを自分だけのために使用する。それは、普段の練習では望んでも実現はできない。しかし、大会であれば競技中は自分だけがそのリンクを使える。普段できないことが出来ると言うだけでも、競技を志したいと考えるきっかけの一つにはなり得るものである。2018/01/24
こぶた
1
★★★ 2章以降は八木沼さんの自伝なのだが、それを通してフィギュアの魅力、選手の生き方、過ごし方などが具体的に感じられ、最後まで興味深く読めた。これからの今季の試合も楽しみ。2016/12/04
おぎわら
1
この本の刊行当時は女子が強かった。時は移り今は男子が隆盛。個人的には著者の現役時代に応援していた口。(2016.12.1記)2006/02/13
小鳥遊小鳥
1
私は八木沼さんの現役時代を覚えていないのですが、八木沼さんがどのような選手生活を送ったかがわかって面白かったです。時代が変われば採点方法も変わるし、練習環境も全然違ってくるものなのですね。また、プロスケーターとしてはどのようなスケジュールで生活することになるのか、という点も興味深かったです。2016/05/22