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内容説明
野球選手はなぜ個人会社を作るの?会社員の副業はなぜ社会にバレるの?ソープランドで働く美しい女性の取り分は?全ての質問に気鋭のエコノミストが答えます。
目次
第1章 野球選手はなぜ個人会社をつくるのか
第2章 長者番付に載る人、載らない人
第3章 サラリーマンの副業はどれだけ有利か
第4章 会社はどれだけ社員と国にお金を払っているか
第5章 税金を払わなくていい仕事の種類
第6章 地下ビジネスの担い手たち
第7章 先進各国の税体系
第8章 どのような税制が最も望ましいか
著者等紹介
門倉貴史[カドクラタカシ]
エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業。専攻はマクロ経済学。同大学卒業後、浜銀総合研究所の研究員となる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア経済研究所(シンガポール)への出向を経験後、2002年、第一生命経済研究所に移籍、経済調査部主任エコノミストとして、アジアやBRICs諸国についての論文を数多く発表する。2005年、同研究所退社。日本国内では数少ないインド経済に明るいエコノミストとしても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
11
今読むと古い情報になってしまったので、流し読み。内容も深く掘り下げず、入門的な位置づけなので、本で知識を得ようとする人には物足りないんじゃないかなあ。テーマとしてはテレビ受けしそうな豆知識です。実際テレビでお目にかかる機会が多いので、著者のキャリア的にはうまくいってるのではないでしょうか。2014/02/02
くりのすけ
8
タイトルの中身は、ちょこっと触れてはいるが、主に税金と節税について書かれている。確かに、自営業者などは経費で落とせるメリットが多く、サラリーマン増税ばかりでは不満も高まろう。日本の税制の不公平さや、税率を上げると地下ビジネスが拡大するなどの話は興味深い。 2014/03/15
がっち
6
地下経済と税金のお話。まぁ読んでいて面白かった。長者番付に載らない理由などが書かれている。理由としては外国で申告する、次の年に遅らせるというものであった。まぁ今の自分には関係ない話ではあるが、お金持ちになるには税金をなんとかしなければいけないんだろうなぁと思う。とてもばかばかしいし、少しの税金の違いがだいぶ違うんだろうなと思う。2012/08/11
アキオ
5
いままで無関心だった税金について初めて学んだ気がします。サラリーマンからは確実に徴収できているが、自営業や農業は曖昧で、さらに地下ビジネスの人たちからは徴収できてないというのが現状らしく、だからといって無闇に増税すると脱税や違法ビジネスが増えて逆に税収が下がってしまうと。そこで著者が提案する税制が累進的に課税する「支出税」で、違法ビジネス界からも徴収できると。私はいいと思いますが、なぜ導入されないのでしょう?2015/05/10
たかひー
5
★★★ タイトルから期待していた話とは違って、税制、節税についての話が中心。それなりに勉強にはなったし、支出税という概念は面白かった。しかしタイトルが・・・。2015/01/30