角川oneテーマ21
サムライと英語

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047041653
  • NDC分類 210.59
  • Cコード C0282

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

34
幕末、サムライたちはどのように英語と出会い、わが物としていったのかを書いた本。既知のエピソードもあったが、勉強になった。物事に直面したとき、幕末当時の人々のほうがよほど懸命に対処していたのではないかと思った。現代人の多くが、なんとなくではあるが、閉じてしまっている気がする。2015/02/04

niisun

15
2004年に出版された本です。当時、毎週楽しみに見ていたNHKの『英語でしゃべらナイト」の松本アナと、番組にゲストとして出演されたことのある元国連事務次長の明石康さんが書かれた本。本にはまったく登場しないのですが、当時の出演者である、釈さん、パックン、松本アナの楽しい掛け合いを思い出しました。突如現れた未知の言語「英語」に、遭遇し、対処し、自分たちのものにして行った幕末のサムライたちから、その心構えを知ろうとう感じの内容でした。英語そっちのけで歴史秘話語りになってましたが、なかなか面白かったです!!2015/07/31

壱萬弐仟縁

6
ペリーの日本人に対する印象は、“Indeed, I have never met in any part of the world, even in Europe, with a people of more unaffected grace and dignity, and especially in the bearing of the nobility”(61頁)。優雅さと威厳、物腰の見事さを讃えている(62頁)。福澤諭吉は学習機会があれば労力を惜しまず(76頁)。マスターすべきものへの熱意を学ぶ。2013/03/20

まふ

2
ペリーが来航したときが、わが国が英語と本格的に接触した最初である。堀氏が通訳として活躍した。彼はその後英和辞典を最初に作った。これの序文を読むと実に立派な英語であり、日本人は何と優れた知性の持主であることか、と感嘆せざるを得ない。その後は福沢諭吉、新渡戸稲造へとつながって行くが、とくに新渡戸稲造の「武士道」に多くのページを割いている。新渡戸の英語がすごい。まことに立派な英語である。感心感心感心。2006/03/28

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

2
江戸時代から明治にかけて、英語を使い始めた男たちが、どんな苦労をしたのか、どんな思いで英語を使い始めたのが、少し明かされたような気がしました。2011/04/02

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