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内容説明
人はどうして騙され続けるのか？誰もが抱く最大の悩みに答えよう。騙されないための六カ条。騙す側の論理、騙される側の論理。人間だからこそ悩み、苦しむ「騙しの性質」をあらゆる角度から分析した画期的な一冊。
目次
第１章 跡を絶たない「騙し」のテクニック
第２章 人は、どうして騙され続けるのか？
第３章 騙されないための六カ条
第４章 人生、どう生きるか
著者等紹介
安斎育郎［アンザイイクロウ］
１９４０年、東京生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒、工学博士。立命館大学国際関係学部教授、国際平和ミュージアム館長。Ｊａｐａｎ Ｓｋｅｐｔｉｃｓ（「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会）会長、日本平和学会理事、日本学術会議平和問題研究会連絡委員会委員、『上方芸能』を広める会会長、他。超能力を批判的・体系的に検討する自然科学概論の講義が新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどで紹介される。オウム真理教の機関誌で「超能力批判の急先鋒」として批判される。以来、差出人不明の箱状宅配物、薬入りの郵便物、深夜の無言電話など不気味な経験をした。著書に『「超能力」を科学する』『超能力ふしぎ研究』（旬報社）、他多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
9
人の認識はかんたんに誤りを犯してしまう。また、思い込みの力は強くもっと多様な解釈ができる状況でも、これしかないと勘違いをしてしまいがちである。信じられないことが起きたときには、未知の力を疑う前に、自分の観測が正しいか、また、他に状況を説明付けられる方法がないかを検討して見る必要がある。2017/03/11
Humbaba
7
超常現象に見えることはたくさんある。人は完全ではないため、一箇所に集中すれば見えないモノが多くなる。それを恥じる必要はないが、感心して騙されてしまうのはいただけない。自分が知らないことと、相手が正しい事は同一ではないため疑う心を手放してはいけない。2016/03/24
Humbaba
2
たとえ騙されないようにしよう，と思ったとしても，なかなかその通りにはいかない．人は，もともとだまされやすい存在である．まずはそのことを認識することが，騙されにくくなるための第一歩となるだろう．2011/12/27
Humbaba
2
人はそもそも騙されやすい存在である．まずはそのことをしっかりと覚えておく必要があるだろう．超常現象の多くは，すでにそれが嘘であることが証明されている．ウソを嘘として楽しむ分には悪くないが，それによって生活に悪い影響が出ることだけは避けなければならない．2011/04/06
Humbaba
1
私たちの周りには様々な嘘が多数ある．それらは荒唐無稽な話から，一見真実と見紛うようなレベルのものまで様々である．まずその手口を知ることこそが自分の身を守るための手段となるだろう．2010/08/20
