角川選書<br> 大和路の旅

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角川選書
大和路の旅

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047034679
  • NDC分類 210.35
  • Cコード C0321

内容説明

古代史研究の第一人者である著者が、山の辺の道、上ツ道、中ツ道、下ツ道などの古道や、飛鳥・大和の遺跡・旧跡を訪ねる歴史散歩のかたちをとりながら、考古学の研究成果を紹介し、大和の人びとの暮らしを再現。3世紀から8世紀の古代大和の人びとの暮らしの息吹を見つめ直し、歴史の現場をたどる新たな視座から古代史の実像を再発見しようとする試み。楽しみながら奈良時代に至る古代史の全体像がわかる一冊。

目次

第1章 大和の古道―ヤマトのあけぼの(山の辺の道を南下する;山の辺の王たち)
第2章 大和の飛鳥(大和の国中;飛鳥と大和三山;飛鳥の古寺と遺跡;飛鳥の神々と氏族)
第3章 平城京の史脈(平城京の誕生;平城の古社と古寺)

著者等紹介

上田正昭[ウエダマサアキ]
1927年兵庫県生まれ。歴史学者。専門は古代史、神話学。京都大学卒。京都大学名誉教授。世界人権問題研究センター理事長、高麗美術館館長。『日本神話』で毎日出版文化賞、『古代伝承史の研究』で江馬賞、福岡アジア文化賞、大阪文化賞、京都市文化功労者、京都府文化賞特別功労賞、南方熊楠賞を受賞。勲二等瑞宝章。修交勲章崇禮章(韓国から)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

84
奈良行きたーいな。大体行ってるはずで、大安寺もわざわざ行ったはずなんだけど、記憶にない。 コロナの前に中ツ道は歩いた。 昔奈良で年越ししてた時は正月は山の辺の道ハイキングだった。 最後まで読んで、何の本なのか、タイトルを見直してしまった。 そうか、旅行のガイドを歴史学者が書くとこうなるのか2021/06/07

ミネ吉

11
修学旅行以来の奈良旅行を計画しており、歴史の予備知識を得ようと手に取った。古代史研究の第一人者という著者が選んだのは、第一章から「山の辺の道」という古道を歩く旅。初心者が思いつかないルートでわくわくする。第二章は飛鳥地方。遺跡や古墳だらけで、GoogleMapの航空写真を見て辿ると楽しい。第三章は平城京近辺で、春日大社や東大寺などメジャーな神社、お寺の歴史が詳しく紹介されている。自分の知識では文意が掴めないところが多々あり、読むのに難渋したけど、これ持って旅したら楽しそう。図書館本だけど買おうかな。2024/01/23

メルセ・ひすい

3
13-110 赤53 京大名誉教授がご先達!大和飛鳥のミヤコから藤原京・平城京への古代大和路の旅です。。今、マサニ2010年が遷都1300年なのだ!古代史研究の第一人者が、古道や、飛鳥・大和の遺跡・旧跡を訪ねる歴史散歩のかたちをとりながら、考古学の研究成果を紹介し、大和の人々の暮らしを再現。楽しみながら、奈良時代に至る古代史の全体像とは。3世紀~8世紀の古代史の実像・古代大和の生活の息吹、神道神話の世界。日本人原点、心の古里。なぜか心ひかれ、ときめく。。拝                         2010/06/26

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

2
山の辺の道について書かれた前半部分だけ読む。@@古墳、@@寺など旅を点でばかり指南する一般の旅行ガイドより、線、いや面と時間とで豊かに語ってくれるこの本こそ、自分が求めていた格好のガイドだと気づいた。後半の飛鳥は、飛鳥へ行く際に読もうと思う。2020/10/12

シンリ

1
古墳時代から奈良時代メイン。大和の古道をたどりながら、道々にある史跡の解説をしていくという形式だが、ガイドブックにしては詳細すぎて重いので、社寺や古墳の来歴やら当時の様子を知りたい人向け2013/02/11

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