内容説明
文語文には、口語文にない魅力がある。簡潔な表現の中に内容を豊かに盛り込める、響きがよく口ずさむのに適しているなど、長い伝統に培われた文語ならではのよさがある。しかし、文語文は、日常使い慣れていないだけに間違いも起こりがちである。俳句を題材に、どこが重要な点であるかを明確にした、自在に文語を使いこなすための必備の書。
目次
第1章 文語を使ってみましょう
第2章 動詞
第3章 形容詞・形容動詞
第4章 名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞
第5章 助動詞
第6章 助詞
著者等紹介
山西雅子[ヤマニシマサコ]
俳人。昭和35(1960)年大阪生まれ。奈良女子大学大学院文学研究科(国文学専攻)修士課程修了。岡井省二に師事し、「晨」「槐」をへて現在無所属。俳人協会会員・日本文芸家協会会員
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