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出版社内容情報
緊急出版!いまこそ社会の闇から子どもたちを救え!
大津市の事件をはじめ、加速する現代のいじめ問題について、その様態、教訓と対策、学校の危機管理など、徹底的に解説。子を持つ親や現役の教師はもちろん、すべての大人が向きあうべきいじめ問題の本質に迫る!
内容説明
いじめ問題最大の要因は、異質な他者を拒む日本社会の根源的な習性にある。これを排し、他者を受け入れる共同体をどうつくるか。いじめの構造から過去の教訓、予防措置、初期対応、そしてネットをはじめとする現代型いじめ対策まで。文科省や自治体で青少年の健全育成に関わる委員を歴任する著者が、学校、家庭、そして社会全体がとるべき針路を示す。
目次
第1章 現代のいじめの状況(度を越した悲惨な実態;子どもは残虐になりうる ほか)
第2章 いじめとネット社会(社会的制裁としての炎上;公的な制裁への不満 ほか)
第3章 教訓―過去のいじめ事件から(中野富士見中事件―葬式ごっこと教師の関与;山形県マット死事件―いじめか犯罪か ほか)
第4章 学校はどう変わるべきか(学校と世間の常識が違いすぎている;危機管理の発想 ほか)
第5章 いじめ被害はなくせるのか(「撲滅」は難しい;子どもを壊すいじめとは ほか)
著者等紹介
藤川大祐[フジカワダイスケ]
1965年東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(教育学修士)、金城学院大学助教授等を経て、2001年度より千葉大学教育学部助教授、2010年度より同教授(教育方法学・授業実践開発)。子どもたちの世代的な特徴をとらえ、各教科に加え、メディアリテラシー教育、ディベート教育、キャリア教育、健康教育等の授業実践や教材の開発に取り組む。文部科学省、警察庁、総務省、東京都、千葉県等で、青少年の健全育成に関わる委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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