内容説明
人だまが飛ぶ?すすり泣きが聞こえる?最近、有麗村は村はずれの屋敷で幽霊が出るといううわさで持ちきりだ。真相を確かめに探検に乗り出したヒロ、かっちゃん、マッキーだけど、井戸のふちにかかった人間の手のようなものを見てしまい…!?ヒロの不思議な予知能力を活かして、恐怖とたたかい、心霊スポットに隠されたなぞを解け!人気作家・あさのあつこが贈る、「ぼくらの心霊スポット」シリーズ第1弾。小学中級から。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。『バッテリー』(教育画劇)で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1~6』で小学館児童出版文化賞を受賞
十々夜[トトヤ]
京都市在住。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
49
マッキー=関羽、かっちゃん=劉備、ヒロ=張飛って感じの、『地獄堂霊界通信』に似てる。幽霊屋敷編。小学4年~。2018/07/25
kanki
12
つばさ文庫。「正しいと思ったら、まず行動するのだ、かっこつけてると思われる心配もせず」2021/07/13
shiho♪
7
勤務校の図書室にはあさのあつこさんの代名詞、バッテリーシリーズが揃っているのですが、ハード本で分厚いせいか、あまり借りる子がいないので、あさのさんの作品で読みやすいこちらのシリーズを購入予定。 (勤務校の子どもたちは文庫本が人気…持ち運びしやすいからなのか?) 心霊もありつつ、でも一番怖いのは人間の愚かさだなぁと思う作品。主人公のヒロと友達のマッキーとかっちゃんの友情関係もいい!面白かったです。 このシリーズからバッテリーシリーズへ読書を広げていって欲しいなと期待してます。2020/09/26
どら母 学校図書館を考える
5
児童書の選択のために読む。やっぱり あさのあつこは 面白い。2014/08/27
深青
4
仲良し3人組で、オバケが出ると噂の空き家へ肝試しへ行くことに。そこから始まる怖いような切ないような事件。主役の3人の仲の良さにほのぼのするも、内容は結構怖い。オバケよりも人間の方が怖い!と思っちゃった。絵を担当しているのが十々夜さんなんだけど、絵がホントに可愛らしい(*´-`)2013/09/15