内容説明
人気作家6名の豪華な競演!妖怪がでてくる「ヨキナマ、ヨキナマ」(あさのあつこ)。世界の様子を伝える「働く子どもたち」(椎名誠)。女の子が野球選手の「代打の女神様」(関口尚)。お化けネコの世界「ネコになった少年」(宗田理)。マジカルミステリー「幽霊屋敷にて人喰い鏡を見る」(はやみねかおる)。キュートなファンタジー「キャベツ畑のトリケラトプス」(松原秀行)。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
14
高図書本。あさのあつこさんや宗田理さん、はやみねかおるさんなど、図書室にも蔵書のある作家さんの短編集でおすすめしやすい。また読んだことない作家さんなら新しく読書を広げることもできそう。 あさのあつこさんの『ヨキナマ、ヨキナマ』は妖怪が出てくる話で、舞台が『ぼくらの心霊スポット』シリーズと同じ有麗村。番外編のような感じで登場人物も繋がっていたのが良かった。 2021/01/28
はるき
12
豪華なラインナップだ~。あさのあつこに宗田理にはやみねかおるに松原秀行。子供時代に大好きだった作家人によるアンソロジーを懐かしく読んだ。児童書を侮ることなかれである。2015/10/06
流石全次郎
10
6人の作家の短編集。小説の主人公はほぼ小学生や中学生だったけど、椎名誠の作品は小説でなく北極圏や遊牧民族の生活や子供達の様子が書かれていて記憶に残る内容でした。5編の小説もそれぞれの作者の作風がコンパクトにまとまっていて楽しく読めました。妖怪、スポーツ、ミステリー、恐竜。色々詰まった一冊でした。 #ニコカド20202020/10/31
雨巫女。@新潮部
9
それぞれ特長があり面白い。一番好きなのは、『ねこになった少年』宗田理作品でした。2011/02/01
ayururito…
8
人気作家さん6人を一気に読める本。あさのさん・宗田さんが読みたくて借りました。それぞれの方の持ち味が楽しめました。野球を始めた長男に『代打の女神様』を勧めると・・・頑張って20分くらいで読み終えました。2014/02/08