感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
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#短歌 #池田はるみ 荒川の暗い水から傘が見えたちまち見えず雨が降るなり p.16 最上川くだりてさびししばらくをかなたの山を見むとこそすれ p.26 うつくしきをんなはつねに水あふるあふるる水が恋してく、飲む p.46 なんとなう大江戸の風夕暮れの不忍池のほとりに佇てば p.29 差別語も罵詈讒謗(ばりざんぼう)も燃えながらやらはれてゆき…河原にきたり 多摩川はなんとおおきな川だらうかの子の陰(ほと)が花ひらきたり p.66 婚礼の帰りか昭和一様にふろしき持ちし人らがゆけり p.1142017/06/16