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出版社内容情報
井上陽水に学ぶ、大人の「素敵」
井上陽水はなぜ全ての人に一目置かれるのか？ その不思議な魅力を、彼の大ファンであり、難解なものを分かり易く伝える技術に定評のある齋藤孝教授が解説。発言や歌詞から、軽くて深い「素敵」な大人像をあぶりだす
内容説明
齋藤孝（明治大学教授）が、井上陽水の不思議な魅力を徹底解説。インタビューでの発言や歌詞から“素敵な”大人像をあぶりだす。大不況を生き抜くヒントがここにあり。
目次
Ｐｒｏｌｏｇｕｅ 井上陽水に学ぶ“軽くて深い”大人の道のきわめ方
１ 陽水的美学
２ 大人の作法
３ りきまずに生きるコツ
４ 仕事の達人
Ｅｐｉｌｏｇｕｅ 決めつけない生き方
著者等紹介
齋藤孝［サイトウタカシ］
１９６０年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職・明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
獺祭魚の食客@鯨鯢
55
ユーミンなどニューミュージックが現れる前にフォークソングの世界で吉田拓郎とともにカリスマ的な人気がありました。その後、印象的なテレビ番組のエンディング曲を手がけその息の長いミュージシャンとして活躍しています。 音楽性もさることながら、その歌詞をつぶさに見ると七五調をしっかりと踏まえた日本的な詩であるこたがわかります。一時桑田佳祐字余りの早口歌唱が流行りましたが、歌詞を詩集として成り立つのは彼や小田和正、中島みゆきなのかなと思います。2019/12/25
ジョニーウォーカー
13
「“向上心がない”なんて言い方は、非常にネガティブに聞こえますけど、それこそ誤解。だいたい向上心旺盛なヤツなんて、僕に言わせたら、常に不平不満を言ってるわけで、トラブルメーカーと紙一重。それよりも“向上心がない”のを肯定的に捉えたほうがいい。ほどほどを知っているわけだし、性格的にハッピーに受け止められるわけだから」……井上陽水の言葉って、まるで禅問答のようだ。図書館本。2011/05/10
ホークス
6
井上陽水は含羞の人。これからも末長く、軽くて深い言葉で眩惑して欲しい。著者と同年代な事もあり、大いに頷きつつ一気に読み終えた。2014/07/13
アルパカくん
4
井上陽水さんのことをほとんど知らなかった立場としては、斎藤孝さんという窓口を通じて知ることができる大変興味深い本でした。曲にも改めて興味が湧きました。大変な目に遭ってる人は大体いい、とか、今日の表現は明日には赤面するもので赤らめないと話にならない、など軽やかな生き方に通じるメッセージが宝石のように散りばめられています。まだまだ知らない自分というものを広げていくことができるかも、と思える素敵な本です。悩める世代にピッタリです。2014/11/04
日々珠
4
ペリカン。2012/06/19
