うつぼ舟〈2〉観阿弥と正成

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うつぼ舟〈2〉観阿弥と正成

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046211927
  • NDC分類 773
  • Cコード C0095

内容説明

観阿弥、観世音菩薩、楠正成・毘沙門。中世の怨霊たちが跋扈する太平の世。みなみな浮かれて、田楽に舞々に猿楽。梅原猛の中世―歴史・文学・宗教から読み解く画期的能芸論。

目次

伊賀行―夢幻の川
河勝の招待状
補巌寺と観音信仰
観阿弥の故郷・伊賀
観阿弥の座・伊賀小波多
平泉澄とアジールの住人
林屋辰三郎と「散所の民」
楠正成の故郷・玉櫛庄
「久保文雄」という人
観阿弥の人生と『風姿花伝』
「金札」、脇能と権力者
「卒塔婆小町」、乞食行
「百万」、母との別れと再会

著者等紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
哲学者。大正14年(1925)、宮城県に生まれる。生まれてすぐに愛知県知多半島の内海の名士で、梅原一族の頭領である伯父夫婦の養子となり、京都大学入学。哲学から仏教の研究に入る。その後、縄文・アイヌを研究。「梅原日本学」を確立。著作の多くは「梅原猛著作集」一期・二期各二十巻に収められる。現在、「梅原学」確立のため、中世の文学・芸能としての「能」の研究に入る。国際日本文化研究センター初代所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なかにしいきのかみ

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梅原さんは熱心に現地調査されているが少し感覚的なずれを感じるところがある。例えば渡辺氏といえば源氏の家系のはずなのに「川の民」と言ったりするところ。2019/10/26

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