地球を斬る

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046211033
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

戦争とテロが猖獗を極める世界に日本人はどう向き合うべきか。辣腕外交官として政治のリアリズムを知り抜く著者がロシア、イスラエル、アラブ諸国など世界各地の動向と第三次世界大戦のシナリオを読み解き、勢力均衡外交の視点をもって世界に対峙すべき日本のあり方を提言する。

内容説明

国際情勢の正確な分析に必要なのは、データの収集と分析の視座である。ロシア、イスラエル、アラブ諸国、レバノンなど世界各地の動向を取り上げ、北朝鮮‐イランが端緒となる「第三次世界大戦」のシナリオと、勢力均衡外交の視点をもって世界に対峙すべき日本の現状を、国際スタンダードで読み解く。

目次

プーチン訪日の真実
時代の節目に大事件あり
天然ガス供給を巡るロシア/ウクライナ紛争
キャビアはなくなるか?
ビジネスとしての自爆テロ
エリツィンと「ロシア・アルミニウム」
上海総領事館員自殺事件の真相
秘密警察の工作を撃退する
日中間に「領土問題」は存在するか
「謀略は誠」〔ほか〕

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京生まれ。起訴休職外務事務官。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、ノンキャリアの専門職員として外務省に入省。在ロンドン日本大使館、及びソ連邦崩壊を挟む1988~95年の在モスクワ日本大使館勤務を経て、本省国際情報局分析第一課に勤務。外交官を務めるかたわら、モスクワ国立大学哲学部、東京大学教養学部で教鞭をとる。主任分析官として活躍していた2002年5月、背任容疑で逮捕。同年7月、偽計業務妨害容疑で再逮捕。2005年2月に執行猶予付き有罪判決を受けて控訴するも、東京高等裁判所によって控訴を棄却され、現在、最高裁に上告中。『自壊する帝国』(新潮社)で第38回大宅壮一ノンフィクション賞、並びに第5回新潮ドキュメント賞、『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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