内容説明
六十年の歳月をへて、初めて語られる沖縄最大の激戦地・前田高地の生と死。戦争を知る人たちも、次代をになう若者も、すべての人が読んでほしい鎮魂と再生の書。
目次
第1部 沖縄戦序曲(沖縄戦序曲;学童疎開船對馬丸の悲劇;十・十空襲 ほか)
第2部 米軍上陸から敗戦まで(本島上陸;第三十二軍の作戦計画と前田高地;出動命令 ほか)
第3部 捕虜収容所にて(屋嘉捕虜収容所;知花米軍病院;復興の兆し―沖縄諮詢会;沖縄文教学校;おわりに)
沖縄戦記 証言編
著者等紹介
外間守善[ホカマシュゼン]
1925年、那覇生まれ。1945年、沖縄師範在学中に現地入隊。戦後、國學院大學に入学。金田一京助、仲原善忠、服部四郎などに師事。「おもろさうし」研究をはじめ、沖縄の言語・文学・文化全般の研究をすすめた。2003年、福岡アジア文化賞大賞受賞。法政大学名誉教授、沖縄学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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