城山三郎昭和の戦争文学 〈第3巻〉 零(ゼロ)からの栄光

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784045745324
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ai

2
久々城山三郎。やっぱこの人の話好みだわー。太平洋戦争時の飛行機乗りに関する短編&中編四作。城山さんの話を読むと、これをきっかけにその時代をもっともっと勉強したくなる。三巻のメインである零からの栄光は飛行機を作る側のお話でプロジェクトX風。色んな本をよんで飛行機の操縦の仕方・戦闘方法に随分詳しくなったと思ったけど、ついには作り方についてまで造詣が深まってしまった…(笑)2012/09/29

零水亭

1
「零からの栄光」は九四式水偵(なんと「技術力は世界一ィーーーッ!!」のドイツからライセンス生産の打診が来た!)、九七式大艇、二式大艇、強風、紫電、紫電改などの傑作機を生み出した川西飛行機が戦後、新明和工業として再出発してPS-1以降の飛行艇で頑張る話です。三菱、中島に比べ地味な印象の会社ですが、もっと評価されていいかと。零式水偵、瑞雲などの愛知飛行機もそうですが…(先日、以前、川西飛行機の飛行艇のテスト飛行がされていた鳴尾浜に散歩に行った際、この本を思い出しました)2021/03/10

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