角川文庫 角川スニーカー文庫<br> 吸血殲鬼ヴェドゴニア―MOON TEARS

電子版価格
¥704
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫 角川スニーカー文庫
吸血殲鬼ヴェドゴニア―MOON TEARS

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044278045
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

惣太はついにロード・ヴァンパイア、リァノーンとの接触に成功した。彼女を倒せば人間に戻ることができるのだ。しかし、2000年という悠久の時間、孤独と戦いながら過ごしてきた彼女を前に、惣太の心は揺れる。一方、リァノーン奪回部隊として人工吸血鬼たちが次々に惣太に襲いかかる。そしてついにリァノーンを護る最強の敵、深紅の鎧に身を包んだ吸血鬼・ギーラッハがあらわれた!虚淵玄が贈るバイオレンスロマン、堂々の完結。

著者等紹介

虚淵玄[ウロブチゲン]
1972年東京生まれ。有限会社ニトロプラスに所属する企画・脚本担当者。18禁PCソフト『Phantom of Inferno』『吸血殲鬼ヴェドゴニア』『鬼哭街』を製作

種子島貴[タネガシマタカシ]
映像プロダクションの制作職を経てゲーム会社へ。主にRPGのシナリオ、演出を手がける傍ら、フリーのライターとしても稼動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

7
**吸血鬼・前後編感想**なんだこの傷は……!? ある日惣太が目覚めると首筋に"咬まれた"様な大きな傷跡がふたつ…。そこから夜の物語は始まった…。人の身に分不相応な暴力と永遠の命という、吸血鬼の肉体がもたらす負の快楽に彼はこのまま堕ちてしまうのか!?――傑作吸血鬼作品!吸血鬼を始めとする人外の化物を、著者が実に研究していると初読時、感嘆と共に記憶したことを覚えています。そして、吸血鬼作品の醍醐味の一つにですが、人生を振り返る"寓話的な側面性"があると思っています。 ⇒続き2013/10/23

白義

7
原作の虚淵氏もさることながらそれぞれのルートでそのストーリーを大幅に変えるゲーム原作の核心を自分なりに掴み、文庫二冊に結晶させた種子島氏にも乾杯。ギーラッハ、フリッツと、男の世界全開なのに女々しい執着もある男たちの雰囲気が独特。一方、一番こういう言い方が適当かはわからないが、強い人物は香織だったのではないかとも思う。自分の中の怪物との葛藤、全てを出しきったような最終決戦、昭和ライダーのエッセンスも平成ライダーのエッセンスも詰まっていて、鎧武が楽しみになった2013/08/03

CCC

5
サクサク展開だったけれど終盤でぐっと深み増した気がする。上手くまとめてたんじゃないかと思う。ラストも余韻があってよかった。けどあとがきで押されてるように、やっぱ原作やった方がいいんだろうと思う。重みがだいぶ違いそう。2014/02/13

かみいゆ

3
小説の形をしているが構成や展開はシナリオ仕立て。気になる程ではないもの言葉選びがやや厨二で好みが分かれるところ。ただし、2000年台初頭のラノベなのでこういうものかもしれない。話自体は実に王道的で安心して読める。だが裏を返せばそれ以上でもそれ以下でもないので評価は凡庸なものになってしまうかも。ダークヒーローものでアクションの描写は臨場感というよりかはテンポが悪い。克明に描きすぎなのだと思う。あと、フォントを変えるのはほんとやめてほしい。2019/09/16

ext3

2
いい話だった。いいエンドだ、感動的だな。感動で目から謎の体液が。割とありがちな展開で進んでたから、ありがちなラストになると踏んでのでこのエンドは不意打ち。モーラってヒロインじゃ無かったのね。ニトロワのヴェドゴニア枠でモーラが出演してるからヒロインだとばかり2011/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45196
  • ご注意事項