内容説明
千年の昔、竜を頂点とする幻獣王と人間の王は大災厄を逃れるため、世界を幻獣が棲む“陰界”と人間が住む“陽界”の二つに分けた。その時、幻獣王は聖王に「誓約」した。今後、幻獣王は世界が危機に陥った際には陽界を訪れ、聖王の血筋から愛する人を見つけて世界を守ると…。そして時は流れ―美貌の元聖騎士と黒髪の少年が出会い、運命が大きく動き出す!「愛してる」は最強呪文―剣と魔法のファンタジー登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana
7
再読:竜つながりで掘り出してきて再読。ウランボルグの揺るがない朴訥さと健気さが大好きです。「お黙り、ホモ竜っ!」はひどいと思う(^^;;2014/05/08
朝倉千里
4
どうしても再読したくなって、また新たに買い足してしまった…。実家にあるのはスニーカー版だから、まあいいんですけど。正統派RPG世界のファンタジーですが、キャラクターの造形がいかにもこの作者で楽しいです。人間も竜も愚かなんだけど、そこが愛しい。2014/05/17
小夜
4
人名はカタカナなのに地名が思いっきし日本でww違和感あったけど読み終える頃には慣れたな~。久々に剣と魔法のファンタジー面白かった。2011/04/12
帽子屋
4
ウルが真面目過ぎて可愛い。世界観ストーリーはRPGみたいな感じ、BLではないけれど男に向かって男が愛していると言う、大変萌えますね〜。スニーカー文庫で1巻持っていたものの二巻以降探せずビーンズで買い揃え。2010/09/03
やっりん10
3
久しぶりに読みたくなって再読。新書版以来なのでかなりの時間を経て読んだらどうか……と思っていたら、適度に忘れ、適度に細部を覚えていて楽しかったです。会話文がこんなにテンション高かったっけ?とも思いましたがこんな感じだったかも知れない。感情の見えない態度で熱烈に愛を語るウルが大変素敵です。大きな愛情で世界とアークを守ろうとするところがいいですよね。このまま最終巻までサクッと読みたい。2018/06/19