角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 女形とは―名女形雀右衛門

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角川文庫 角川ソフィア文庫
女形とは―名女形雀右衛門

  • 渡辺 保【著】
  • 価格 ¥859(本体¥781)
  • 角川学芸出版(2012/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044080037
  • NDC分類 774.28
  • Cコード C0174

出版社内容情報

この美しさはどこから来るのか? 当代一流の劇評家が女形の真髄に迫る!

なぜ男性が女性を演じるのか。その美しさはどこから来るのか? 名女形・中村雀右衛門の当り芸を味わいながら、当代一流の劇評家が、歌舞伎における女形の役割と魅力を平易に読み解き、その真髄に迫る。

内容説明

歌舞伎で男性が女性の役を演じる「女形」。その姿は決してリアルではなく、女性の本質をデフォルメした、ある意味特異ともいえる存在である。にもかかわらず、これほどに観る者の心をつかむのはなぜか?私たちが感じる美しさはどこからくるのか?80歳を超えてなお輝きを増し、人気を誇った名女形、四代目中村雀右衛門の人生と当たり芸を通して、演劇評論の泰斗が女形の真髄と芸の秘密に迫っていく。極上の歌舞伎鑑賞案内。

目次

女形とは(八重垣姫の指;雪姫の桜;時姫の木戸;静御前の袖丈 ほか)
雀右衛門の人生(千代の袱紗;おとくの提灯;錦祥女の唐扇;葛の葉の狐手 ほか)
雀雨衛門の芸

著者等紹介

渡辺保[ワタナベタモツ]
1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝演劇部企画室を経て、演劇評論家に。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『忠臣蔵もう一つの歴史感覚』で平林たい子文学賞、また同書と『俳優の運命』で河竹賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞、『黙阿弥の明治維新』で読売文学賞を受賞。2000年に紫綬褒章を、2009年には旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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絶間之助

0
著者の雀右衛門への入れ込み方、愛情がよく分かりました。特に、歌右衛門、梅幸との比較で、雀右衛門の女の肉感的な情愛が演技に現れるとの指摘が面白い。十種香の濡衣の哀れさ、三千歳の純情さ、藤娘の濃密な女っぽさ。しかも、型を重視してきた雀右衛門が、70歳を過ぎて型を超えて、気持ちが自然に現れるようになってから、特に良くなったとのこと。ああ、もっとよく見ておくべきでした。2015/08/23

Yuusi Adachi

0
歌舞伎の見巧者、渡辺保先生が、亡くなった名女形・中村雀右衛門の演技の技巧を徹底解剖する。三姫から、揚巻…超絶技巧の雀右衛門を通して、女形の演技とは何かがわかる入門書であり、批評の最高峰でもある。スリリングな一作。同書を通して雀右衛門という稀代の歌舞伎役者の数奇な一生が見えてきます。☆☆☆☆2013/08/23

みつひめ

0
文庫化にあたって加筆訂正がなされたとのこと。雀右衛門さんの舞台、もっと拝見しておきたかったなぁ…と、毎度のことながら後悔することしきりだった。最近の角川ソフィア文庫、いい仕事してますね。2013/01/19

れいちゃん

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雀右衛門自身から執筆を頼まれ、更に文庫化に際し弟子京蔵の指摘箇所を訂正した本書。リアルさと形両方上手く融合し、円熟した晩年の雀右衛門の芸がしみじみ伝わってくる。2021/06/14

若黎

0
素顔と舞台化粧のあまりの違いに驚いたけど、いつまでも若々しい女形さんだった。歌右衛門丈と3つ違いには見えん。でもなぁ、上がつかえ、下からも台頭され、難しい立ち位置だったのねぇ。 渡辺さんの女形の運命もどこかに積んであるはず。読まなきゃ。2019/05/25

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