出版社内容情報
昔の日本人はいかに植物とともに生きてきたか?
なぜ桃太郎はミカンではなく桃から生まれたか。なぜ門松なのに竹を飾るのか――。日本人の暮らしや文化と、植物との意外で密接な繋がりを紹介。植物の優れた特性が身近なエピソードとともに楽しめる30篇。
内容説明
寿司屋で緑茶が出されるのはどうして?なぜ神社のご神木にはクスノキの大木が多いの?モンシロチョウが菜の花でなく、菜の葉に止まるわけは?身近な植物たちの意外な秘密や知られざる優れたパワーを大公開!厳しい生存競争の果てに身につけた、植物の華麗でしたたかな特性を明らかにしつつ、それをうまく利用してきた日本文化の豊かさを知る。美しい細密画満載で、植物と人間の素敵なドラマを紹介する生き物エッセイ。
目次
松はなぜめでたいか
門松というのに、なぜ竹を飾るのか
赤飯はどうして赤い?
春を先取る花の大作戦
童謡「ちょうちょう」の秘密
春の花は何色?
桃の節句に桃はない
桃太郎はどうして桃から生まれたのか
梅の天神さまの正体は?
今も昔もお花見気分〔ほか〕
著者等紹介
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年、静岡県生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。農林水産省を退職後、静岡県にUターン。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関するエッセイを多数執筆。現在、静岡県農林技術研究所上席研究員、静岡大学客員教授
三上修[ミカミオサム]
1954年、神奈川県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。主に、植物、動物、魚類、医学関係など自然科学系のイラストを得意とした。2012年1月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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