内容説明
医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、“氷姫”こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた“刺客”だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは?現役医師が描く、傑作医療ミステリー。
著者等紹介
海堂尊[カイドウタケル]
1961年、千葉県生まれ。2006年、『チーム・バチスタの栄光』で第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。同作は映画化、ドラマ化され大ベストセラーとなる。08年、『ブラックペアン1988』で山本周五郎賞候補になり、『死因不明社会』にて第3回科学ジャーナリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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