角川ホラー文庫<br> 秋の牢獄

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角川ホラー文庫
秋の牢獄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043892037
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



恒川 光太郎[ツネカワ コウタロウ]
著・文・その他

内容説明

十一月七日水曜日。女子大生の藍は秋のその一日を何度も繰り返している。何をしても、どこに行っても、朝になれば全てがリセットされ、再び十一月七日が始まる。悪夢のような日々の中、藍は自分と同じ「リプレイヤー」の隆一に出会うが…。世界は確実に変質した。この繰り返しに終わりは来るのか。表題作他二編を収録。名作『夜市』の著者が新たに紡ぐ、圧倒的に美しく切なく恐ろしい物語。

著者等紹介

恒川光太郎[ツネカワコウタロウ]
1973年東京生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。初の作品集『夜市』は、デビュー作にして第134回直木賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

728
本書は11月になると読メの多くの方々がレビューを上げられるのを見てきましたので、いつかは必ず読まねばなと思い続けていましたので、今回今月中に読めてヤレヤレと肩の荷が下りてホッとしました。私が読んで一番びっくりしたのは表題作の短編「秋の牢獄」が暗く悲しく切ない物語だと思っていたのに実際は真逆のPOPでご陽気なムードのライトな幻想物語だった事ですね。これは状況的に見れば、11月7日に永遠に閉じ込められて明日へ進めない絶望的な話ですが、かといって幾ら嘆いてもどうしようもないので心情的に開き直るしかない訳ですね。2021/11/23

yoshida

547
季節は秋。昨年の秋に読もうとして、読めなかった本作を遂に読了出来ました。短編を3編収録。共通して流れるのは「囚われる」こと。標題作では11月7日に囚われてしまう。更に主人公以外にも囚われる人々がおり、小さなコミュニティをなす。世界観に唸らされる。「神家没落」では家に囚われる。儚さと家を受け継ぐ資格の無い人物に、譲り渡した不幸。ラストは圧巻。「幻は夜に成長する」では、能力者がカルトに囚われる。リオはとある人物から能力を受け継ぐ。その後カルトに囚われ内なる「怪物」を育てる。圧巻のラスト。3編外れなしの短編集。2016/10/28

美紀ちゃん

537
【秋の牢獄ツアー参加♪】リプレイヤーになったら、何をしようか?と初読みの時はわくわくしたけど、今日は11月7日なので、本当に明日が来るのか?恐さがある。2013年の11月7日は、雨で寒い一日だった。2013/11/07

小梅

535
やっとこの世界に入る事ができました。11月7日から脱出できる時は現実世界に戻れる時?それとも…今日寝てしまうのが怖いです。2015/11/07

サム・ミイラ

482
すべてはなにかに囚われし者の物語。絶望と救いと少しの希望。自由との対極。夜市とはまた違う感覚。三つの話はもしかすると自由に生きているはずの私達への揶揄なのかも知れない。それこそが錯覚なのだと。安部公房の砂の女を思い出す。好みとしてはやはり表題作か。このストーリーは北村薫の「ターン」に着想を得ているように思うが捉え方の違いが非常に面白い。最後にひとつ。寄り道はせずまっすぐ帰りましょう(笑)2018/10/10

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