出版社内容情報
サタミシュウ[サタミシュウ]
著・文・その他
内容説明
出版社に転職した僕は、先輩の香奈に一目惚れし、「落とそう」と決意する。だが、まったく振り向いてくれずに困惑していたところ、突然彼女から「今夜、セックスしましょう」と誘われ、一夜を過ごす。その後も奇妙な関係が続いていたある日、僕は彼女の自宅で不審なビデオを発見してしまう。そこには衝撃の秘密が映し出されていた―。男と女の新たな関係性を説いたSM青春小説の誕生。
著者等紹介
サタミシュウ[サタミシュウ]
2005年4月に『スモールワールド』を、05年6月に『リモート』を当ペンネームで発表。本名では多数の小説作品を発表済み(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まさきち
36
所謂エロ小説なんですが、表現や単語が普通の会話でも使うものばかりでむしろさわやかな印象さえ受け、変化の方向はエロだけれども全体として成長や心の解放を示唆しているものとしてとらえられました。それはやはりサタミシュウ=重松清さんだからでしょうか。2014/01/24
aax74370
27
★★☆☆☆ サタミシュウ=重松清 SM青春小説 という事で、読みましたが。。。 確かに後半は哲学的な部分もありましたが、大半がエロ官能小説なんで、僕的には、イマイチでした。。。ドギツイ描写が満載で 少々気持ち悪くなりましたwww もうサタミシュウの本を読む事は無いでしょう。。。 2013/12/06
Yobata
21
僕は会社の先輩で人妻の香奈に一目惚れし落とそうとするも居にも返さずにいた時、突然彼女から今夜しようと誘われる。その後奇妙な関係が続く中、彼女の自宅で不審なビデオを発見し、衝撃の秘密が…。壇蜜登場で一時話題になったSM官能小説シリーズの第一弾。イマイチ自分にはわからないなぁ…。奴隷とかご主人様とかのSM系の性癖が理解不能なので「SMは関係性,執着への解放」とか言われても全然わからんwこういうことに興奮する人がいるんだなぁで感想が終了w大人の青春小説と表現もあったがこれを成長と呼んでいいのか自分にはわからんw2014/06/04
ローリー
15
最近何かと話題の檀蜜で映画化したということで気にはなっていましたが、映画を見に行くほどの勇気もなく、原作を読んでみました。初読みの作家さんです。思いのほか描写がストレートで激しかったのが意外でしたが、最後の御主人様の告白にはさらに予想外の感がありました。面白いかと問われると、理解しかねる部分もあり、自分自身の男としての自信を喪失させられそうであまりいい気分でもなかったです。前半は男のファンタジーとして受け入れられなくもないと思ったのですが…。彼の語りからは続編がありそうですが、もう読む事もないでしょう。2013/02/27
修吉
13
覆面作家が書いたSM青春小説。まだまだ官能を読み込んでいないワタシがあえて想像してみると石田衣良かな。あ、既に身バレしています。SMといってもハードな描写はありません。タイトル通り調教モノですが、ご主人様がご主事様になる為のごたくはなんだかなぁ~ 純愛度もイマイチ…辛口になっちゃいましたが、もし団鬼六賞が続いていれば大賞取る勢いはあり、面白いし、他の本も読みたい!檀蜜主演で映画化されていますがイメージ違うなぁ…★★★☆☆なお、本日は69の日ですね(笑)2021/06/09