内容説明
2007年3月。日本は800兆円の借金を抱え、破綻の危機に瀕していた。財務官僚の下川路は、日本経済を救うべく、1990年にタイムトラベルし、バブル崩壊を阻止しようと計画。タイムマシンの開発者、真理子を送り込むが、行方不明に。事実を知った娘・真弓は母を探すため、90年にタイムトラベルする。ボディコン、DCブランドに身を包み、踊り浮かれる若者達。そんな90年の東京で、真弓は母を見つけ、歴史を変えられるのか。
著者等紹介
馬場康夫[ババヤスオ]
1954年8月18日生まれ。東京都出身。成蹊学園の仲間と、在学中に『ホイチョイ・プロダクションズ』を設立し、漫画同人誌と8ミリ映画を制作。日立製作所宣伝部に勤務していた81年から、ビッグコミックスピリッツ誌上で、現在も続く4コマ漫画『気まぐれコンセプト』を連載。83年、小学館から出版した『見栄講座』が65万部のベストセラーに。87年、監督を務めた映画『私をスキーに連れてって』を契機に日立製作所を退社。その後、『彼女が水着にきがえたら』(89年)、『波の数だけ抱きしめて』(91年)、『メッセンジャー』(99年)などの映画をはじめ、出版、テレビ・ラジオ番組の企画・脚本、広告、雑誌連載など、ヒット作を連発
君塚良一[キミズカリョウイチ]
1958年4月21日生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部卒業後、萩本欽一に師事しバラエティ番組の構成に携わる。連続ドラマでの脚本デビュー作である「ずっとあなたが好きだった」(92年TBS系)で、“冬彦さん”ブームを巻き起こした。以後、“踊る大捜査線”シリーズを筆頭に大ヒットドラマを支える脚本家として活躍。「世にも奇妙な物語 秋の特別編」(2004年フジ系)で演出家デビュー。05年には脚本家として作り上げてきた“踊る”ワールドのスピン・オフ作品『容疑者 室井慎次』で、脚本・監督を担当し、作品を大ヒットに導いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きまたよ
Taka森田
藪田 和彦
Arisa♡03
このめ