出版社内容情報
特捜検察神話、崩れる!!ずさんな捜査、マスコミを利用した世論の形成、シナリオに沿った調書。「特捜検察」の驚くべき実態を、現職検事や検察内部への丹念な取材と、公判記録・当事者の日記等を駆使してえぐりだした問題作!
宮本 雅史[ミヤモト マサフミ]
著・文・その他
内容説明
常に「正義」のイメージが先行する検察。だがその奥底には深い「闇」を抱え込んでいた。ずさんな捜査、マスコミを利用した世論の形成、シナリオに沿って作成する調書…。これまで功績ばかりが注目され、捜査手法や内容は一切検証されずにきた検察の驚くべき姿を、その「歪み」の源流へとさかのぼり追究。特捜検事や検察内部への丹念な取材と、公判記録、当事者の日記等を駆使し、戦慄の実態をえぐりだした問題作。
目次
序章 タニマチの告白(日本一のタニマチ;佐川告白(1)田中角栄との思い出 ほか)
第1章 転換期(3)止まらない暴走(暴走;未曾有の権威失墜;神話崩壊)
第2章 転換期(2)疑惑の捜査(検察のストーリー;矛盾の連続;本当に五億円は元首相に?;「ロッキード事件より証拠はありますよ」)
第3章 転換期(1)誤った出発点(狼狽する佐藤栄作;亡霊の素顔;作られた亡霊)
終章 歪んだ正義
著者等紹介
宮本雅史[ミヤモトマサフミ]
1953年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。93年、ゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。書籍編集者、ジャーナリストを経て、産経新聞社会部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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