内容説明
母親を亡くしたばかりの透は、夏のある日、緋島の海岸で赤く光る石にのった卵を見つけた。手に取ると、卵が割れ中から小さな亀のような不思議な生物が現れた。透はトトと名づけ、飼うことに。急速に成長するトトを見た幼馴染の麻衣は、透に三十三年前に人間を救ってくれたガメラの話を告げる…。映画『小さき勇者たち ガメラ』の原作として書き下ろされた、心の奥底を締めつける愛と絆の物語。
著者等紹介
龍居由佳里[タツイユカリ]
1958年、東京都出身。大学卒業後、にっかつ撮影所に入社。企画プロデューサーを経て、脚本家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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