角川文庫<br> 疑惑の真相―「昭和」8大事件を追う

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角川文庫
疑惑の真相―「昭和」8大事件を追う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043759057
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0195

出版社内容情報

闇に葬られたあの事件の真相を暴く!三億円事件で誤認逮捕された男の悲劇、丸山ワクチンは何故認可されなかったのか。疑惑の和田臓器移植の新証言など、昭和の8つの未解決事件と封印された真相を炙り出す、衝撃のノンフィクション。

永瀬 隼介[ナガセ シュンスケ]
著・文・その他

内容説明

昭和最大の華麗なる完全犯罪「3億円事件」が生んだ忌まわしき悲劇。私利私欲を貪り尽くした為政者たちの横暴。そして、最先端の医療技術のもとになされた戦慄の行為…。立ちはだかる時間の壁。どす黒い謎に肉迫する執念の取材。“昭和”に封印された8つの事件の真相が新証言によって今明かされる。衝撃のノンフィクション、時代の要請に応え装いも新たに文庫化。

目次

1 府中「3億円事件」で誤認逮捕された男の悲劇
2 発案者不明?!「成田空港」最大のミステリー
3 疑惑の「和田心臓移植」33年後の新証言
4 美智子皇后「失声症」の真相
5 潜水艦「なだしお」東京湾衝突事件で隠されていた「無謀運転」
6 美空ひばりが「紅白」から消えた日
7 丸山ワクチンはなぜ「認可」されなかったのか
8 世紀の対決「猪木・アリ戦」の裏ルール

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
鹿児島県生まれ。大学を卒業後、メーカー勤務を経て、週刊誌記者に。91年にフリーとなり、事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、長編小説『サイレント・ボーダー』を永瀬隼介のペンネームで発表し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

98
昭和時代の8つの事件をうまくまとめて読み物にしてくれています。3億円強奪事件から始まり美空ひばりNHK紅白歌合戦落選、丸山ワクチン、猪木・アリ対戦など今ではワイドショーのかなり大きなタネになります。それにしても医薬会社と医者と厚生省の癒着というものはどうしようもならないですね。吐き気がします。もう少しマスコミがキャンペーンなどを行ってもいいのではないかという気がします。2018/10/25

金吾

33
思ったよりも面白かったです。3億円事件の犯人の話は他でも読んだことがありますので結構流布されている話なのかなと思いました。美智子皇太后の話は皇族、旧華族の嫌らしさが満載でした。他になだしおの話が興味深かったです。2022/12/31

mazda

16
丸山ワクチンの話には、とにかく驚きました。まさかそんなことで認可が下りないとは…。がんで苦しんでいる患者さんよりも、医者のメンツが大事とは、どうにも納得いかない。心臓移植第1号も、これって殺人でしょ?成田闘争、アリvs猪木、3億円事件など、昭和の大事件の裏側を正確な取材で書いてくれた著者に感謝!2013/02/12

Katsuto Yoshinaga

10
失礼なことを言ってしまうが、思いがけない良書だった。著者の小説家以前を知りたくて読んだのだが、ルポライターあるいはノンフィクション作家としてなかなか読ませる。解説の西上氏が昭和の世相や風潮に付いて述べている。それはもちろんながら、著者の絶対性や神性、聖域性への踏み込みがいい。名刑事平塚八兵衛、日本初の心臓移植医師和田寿郎、皇后長子、名アナウンサー宮田輝、神格化されたボクサーアリ、当時のメディアでは伝えられなかった彼らの陰の部分も突く。これがルポだろう。惜しむらくは、かなり昔のネタなんだよなぁ…2020/02/04

Yスキー

9
丸山ワクチン、がんになった時のたむに覚えときましょう。2010/06/14

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