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角川文庫
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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043648061
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

俺、高橋進。日本で指折の素質を持ったランナーにして、科学の天才、だったらしい。でも、交通事故で、両親と自分の記憶を同時に失ってしまった―。謎の中国人マフィア、熱血陸上コーチ、バルセロナからやってきたクールビューティな15歳の叔母など、周辺は妙に騒がしい。病室の枕元に置かれた手紙には「あなたはエル・サルバドール、すなわち救世主なのです」!?息つく暇もない展開、とびきりポップなパルプ・ストーリー。

著者等紹介

川島誠[カワシママコト]
1956年東京生まれ。京都大学文学部卒。83年「幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃」でデビュー。『800』で初めて長編小説を書き、絶賛を受け、94年に映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Te Quitor

6
「再読なのに内容を欠片も覚えていない」素晴らしい小説。記憶喪失の男に次々と意味不明な出来事が降りかかってくる話。色々と盛り沢山ですが、決して真面目に読んではいけません。真剣に読むと、始めは壮大(にみえる)物語への「期待感」がどんどん削ぎ落とされ、残るのは「脱力感」だけ、という結末が待っています。もし読むのであれば、頭を空っぽにして読みましょう。川島さん独特の「語りかけてくる文体」の効能で、サラっと読むことが出来ますよ。もしかしたら、この馬鹿馬鹿しさがクセになるかも。…この本の言いたいことが意味不明だねぇ。2013/03/04

いが栗坊主

1
おもろかった。はじめての作家でしたが、語り文体いいですね。 性描写が露骨でええと思うわ。 ストーリー性はとっちらかりが多いけど、読後さわやかや。 つぎ、「800」を読んでみよかな。2013/04/28

ひろこ

1
宗教って怖い!2012/03/20

Te Quitor

1
特に内容が無い話。後半めちゃくちゃな物語になっていました。突っ込み所満載。とにかく読みやすいですね。くだらない話なので「深く考えずに読めば」(←ここ重要!)、大分面白い本だと思いました。

ぉっゅ

0
★3.52015/05/23

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