内容説明
ロープで手足をくくられては岸和田港に捨てられて、足にコンクリートのゲタを履かせてもらっては岸壁から投げ捨てられる。はたまた、初めての東京で、夜の新宿を睨みつけたと思ったら、アトランタではブラジル人をしばきたおし、そして三十二年ぶりの父親との再会に、遠くを見つめてしまったおのれを反省する。そんな、ときにはゴキブリとも会話をしちゃったりする、死ぬまで現役ゴンタクレ、女よりもツレが大事な、岸和田少年愚連隊、中場利一の、涙と笑いのエッセイ集。
目次
そろそろ真面目に働こう
ギャンブルの神様
小鉄の笑顔
史上最強の男とは？
「岸和田少年愚連隊」、撮影快調
演技のうまい犬を連れてこい！
いつか書きたい！
オレの写真
海に沈められたこと、ありますか？
初めての東京〔ほか〕
著者等紹介
中場利一［ナカバリイチ］
１９５９年、岸和田市春木に生まれる。「一生、遊んで暮らしたい」をモットーに四四歳の現在まで遊んだまま過ごす。９４年、『岸和田少年愚連隊』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
24
半端なく文章うまいと思うんだけどな。久しぶりに再読したけど面白い。ブックオフで105円。とても幸せ。2013/04/14
りこりり
3
２０２０年３冊目 おもしろかったです！ 2020/01/04
うりぼう
1
と、昨日も思ったけど・・・。こんな毎日の繰り返し。2005/08/19
hechima1106
0
ＮＣ2015/12/31
活字@れつだん先生
0
氏のエッセイは初めて。 映画の裏話や小説で語られなかったことが読めてとてもよかった。2018/10/27
