内容説明
ある日、秋葉原で手に入れたガイガーカウンター組み立てキット。その性能を試したい!と向かった先は、ナトリウム漏れ事故直後の原発“もんじゅ”だった。「なんでもやってみよう、どこでも行ってみよう」の精神で、出たとこ勝負の珍道中。タイ・バンコクでの生活や、「今さらなぜ?」の新島ルポ、岸和田だんじり祭りにキッスのコンサートなど、サイバラの無差別爆撃は、もう誰にも止められない!大人気の「できるかな」シリーズ第一弾。描き下ろし&パラパラまんがのふろく付き。
目次
できるかな(放射能を測ってみよう!;ゆかいなのりもの ほか)
町内まんが(タイ・バンコク編;バンコク色街編 ほか)
サイバラ水産(静岡御前崎編;イカ夜釣り編 ほか)
ロッキンサイバラ(フレディ追悼コンサートに行ってきました。;キッスのコンサートに行ってきました。 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
19
「なんでもやってみよう、どこまでも行ってみよう」の精神がつまった第1弾。いきなりの「もんじゅ」には笑えなかったが、その意気込みに「良し!」2016/01/23
戸川 純子
5
1998年に出版された本だったのよね。「なんでもやってみよう、どこでもいってみよう」の精神はすごい。タイ生活の日常はまさにハチャメチャ。2013/09/13
ビスコ
4
なんでもやってみよう、どこでも行ってみよう」の精神が、最早漫画家というより芸人の域に達している。それも、口先だけの漫才などではなく、いうなれば体当り、江頭のようなもの。おしむらくは、第一回でいきなり「ナトリウム漏れのもんじゅ」なんてとんでもないところ行ったせいで、後はしょぼい、というイメージがついてしまう。(他も凄まじいけどね、初っぱなから飛ばしすぎィ!)解説を編集者がやるってのもどうなんだw2013/12/08
縞猫
4
初期のハチャメチャぶりに、呆気にとられます。楽しい。2012/12/15
読み人知らず
4
文庫でもう一度読んでみた。いきなりもんじゅから入るこの姿勢がやはり素晴らし過ぎます。取り巻く人々の金銭感覚もすごい。衝撃のある一冊。2008/04/03